富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は10月29日、ChromeOSを搭載した11.6型の2in1コンバーチブルノートPC「FMV Chromebook」を発表した。国内で企画・開発・保守を行うことによる品質の高さとスピーディな課題解決を強みとする。受注開始は2025年1月中旬、提供開始は2025年2月の見込み。直販サイト「WEB MART」限定で取り扱う。
ディスプレイを360度回転して折りたためる2in1コンバーチブルノートPC。FMVシリーズの個人向けPCなどを手掛ける島根富士通で製造しており、机の高さを想定した落下試験やカバンの中を想定した全面加圧、一点加圧、自転車振動試験といった独自の耐久試験も行っている。
キーボードは島根富士通のキーボード開発専門家「キーボードマイスター」が監修し、打鍵感あるタイピングが可能という。拡張アダプタなしで使えるよう、HDMIやUSB Type-A/Type-Cなどインタフェースも豊富に備えた。主な仕様は下記の通り。
- OS:ChromeOS
- CPU:MediaTek Kompanio 520
- メモリ:4GB
- ストレージ:32GB フラッシュメモリ
- グラフィックス:Arm Mali G52 MC2 2EE(CPU内蔵)
- 光学ドライブ:―
- ディスプレイ:11.6型液晶(1,366×768ドット、タッチパネル)
- 通信:Wi-Fi 6(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax 準拠)
- インタフェース:USB3.2(Gen1)Type-C(Power Delivery対応)、USB3.2(Gen1) Type-A、HDMI出力端子、ヘッドホン・ヘッドセット兼用端子
- Webカメラ:フロント約92万画素/リア約500万画素
- サイズ:286×202×19.9mm
- 重さ:約1.19kg
- バッテリー駆動時間:約14時間(ChromeOS Power Load Testを使用)