学情は10月28日、「副業経験」に関する調査結果を発表した。調査は10月5日~16日、同社運営サイト「Re就活」「20代の働き方研究所」に来訪した20代社会人を対象にWebアンケート方式にて行われ、310件の有効回答を得た。
副業・兼業の経験について聞いたところ、「現在副業をしている」と回答した20代は10.6%。「過去に副業をしたことがある」(10.0%)を合わせると、5人に1人が副業・兼業を経験していることが明らかに。
副業で経験した仕事は、「サービス・接遇(接客販売)」が最多の35.9%。次いで、「データ入力などの簡易作業」(21.9%)、「配送・運輸」(14.1%)、「画像・動画制作」「ライティング・記事作成」(ともに10.9%)と続き、具体的には「コラムのライティングとSNSの投稿代行を、合計週30時間程度行っている」「名刺や請求書の内容入力をしている」「土日に15時間程度、フードデリバリーの配達員をしている」などの声が寄せられた。
次に、現在副業をしていない20代にその理由を聞いたところ、「副業の始め方が分からない」と「勤務先で認められていない」がともに40.4%で最多に。次いで、「確定申告などが難しそう」(33.2%)、「どのような副業があるか分からない」(30.3%)、「時間を確保できない」(29.2%)が上位となった。