体温の上昇やエネルギーの補給など、“朝食”を摂ることのメリットはさまざまある。にも関わらず、結構な人が朝ご飯を欠食する傾向にあるようで、なんと20代の一人世帯に至っては男性の半数以上、女性の約3人に1人が朝食を抜いているというデータもあるようだ。
朝はバタバタするし、気持ちはわからなくもないが、できるならサクッとでも食べたほうがいいハズ……。ということで、今回は内容にもコスパに優れた“なか卯”の朝食メニューをレコメンド! なか卯に朝食メニューがあること自体、最近知ったのだが、これはマジでオススメできるゾ!
▼290円から楽しめるなか卯の朝食メニューがアツい
つい先日、超早朝からの取材を終え、「遅めの朝ご飯を食べたいな」と街を彷徨っていたところ、数十メートル先になか卯があるのを発見。吸い込まれるように入店し、食券機の前に立ったところ「朝食」なるジャンルがあることを発見。こんなのあったっけ?
調べてみると、どうやらなか卯では朝5時から10時までの5時間限定で朝食メニューが販売されているのだという。今までお昼以降に利用することが多かったから知らなかった……!
しかも300円台で結構いろんなメニューがある。こだわり卵朝食、目玉焼き朝食、銀鮭朝食とかなり充実していそう。
やっぱり「こだわり卵朝食」系のメニューは気になるな〜。んっ? 「こだわり卵朝食」……値段が290円!? 安〜ッ! 朝からあんまり贅沢するのも気が引けるし、今回はこれにしよう!
しかも、みそ汁の変更も可能で、プラス100円で「温うどん(小)」または「冷うどん(小)」、プラス170円で「具だくさんとん汁」にもできるらしい。う〜ん、なるほど。じゃあ……今日はうどんにしちゃおうかな! なか卯のうどんはマジで最高だし、この日は雨で気温も低かったので、ちょうどいいでしょ。
ということで、実際に到着したのがコチラ〜!
温うどん(小)に……
こんもりと盛られたご飯!
お新香に……
味付のりに……
実は今回の主役である「こだわり卵」! これで390円なり。安くない?
さっそくうどんから、いただきましょう。まずはスープを一口。
ああ〜、染み渡る……。本当に身体が温まる。温うどん(小)はこれ、「はいからうどん」の小なんだね。ちなみにはいからうどんは、関西地方でいう“たぬきうどん”のことらしい。
なか卯のうどんは、かつおや昆布を独自にブレンドして、毎日お店で丁寧に煮出した特製出汁を使っているっていうことなんだけど、このクリアなのに濃い感じの出汁の旨みがマジでたまらない。関西風の優しい味わいが五臓六腑に染みる……!
うどんの麺の食感も大好き! もちもち食感、シコシコした歯ごたえ、つるんっと感じる喉越し……これがなか卯だよな〜。澄んだスープとも抜群に合うし、ふわふわに柔らかくなった揚げ玉もネギも、出汁の旨みを邪魔することなくいい感じのアクセントとして活躍してくれている。
そしてこの「こだわり卵」ね。ツヤッツヤ! めちゃくちゃ新鮮そうじゃん。
なか卯が使用している「こだわり卵」って、特別に開発した飼料を使用して、自然豊かな環境の中で飼育された鶏の卵のみを使っているようで、品質にはかなりこだわってるらしい。実際、なか卯は「親子丼」が看板商品のひとつだし、「卵が命です!」みたいなところは絶対にあるもんな〜。その親子丼もマジでウマいしね。
で、この「こだわり卵」にだし醤油を入れ、軽く混ぜ混ぜしたら……
ご飯に投入! ウマそ〜!
家で作る卵かけご飯では、ここまでウマそうにならないぞ……。もうさっそくいただこう。
は〜……ウマい……。マジで卵の味が濃厚! フレッシュだな〜。卵のコクと旨みがぎゅっと締まっている感じ。これ無限にいけてしまうぞ……。
お新香をオンしてもめちゃウマい! 「こういうのでいいんだよ〜」と朝からしみじみしてしまう味わいである。いやホント、結局こういうのが一番ウマいんだよね。これをうどんのスープで流し込むとマ・ジ・で、激ウマ!
味付のりも結構重要なんだよな。卵かけご飯と味付のりの相性は全国民が知るところだろうけど、ここにお新香とか紅生姜を挟んで食べるとまたたまらないのよ。そしてこれも当然、うどんのスープでズズズッ! と流し込むパターンね。
いや〜、マジでウマかった。390円でこの満足度はスゴいよ。絶品の卵かけご飯とうどんをWでいっちゃってるからね。いい栄養補給ができたし、体温もしっかり高まったに違いない。
ということで、なか卯の朝食メニューは忙しい現代人の味方になってくれるはず。美味しい朝食を摂って、ぜひ1日のスタートを充実させてみよう!