あらゆるジャンルで値上げが実施されるなか、京都の銭湯でも入浴料金が510円に値上げされました。その結果、小銭にまつわるある現象が番台さんを悩ませているようです。
京都の入浴料金510円になりました。この様な支払い方をすると番台さんは内心で飛び跳ねて喜びます。
(@kyoto_tamanoyuより引用)
510円を支払う際に「50円玉10枚と、10円玉1枚」で支払ってもらえると嬉しい、と呟いたのは、京都市中京区の市役所近くで銭湯を営む「玉の湯」さん。
なぜかというと、1,000円を出されると490円のおつり、600円だと90円のおつり。ということで、50円玉がみるみる減ってしまうのだとか。50円玉がなくなってしまったら、今度は10円玉が9枚出ていってしまうので、これまた困ります。今の時代、両替するのにもお金がかかるので、お札ばかり出されてしまうと大変なことになっちゃうんですね。
また、こうやって並べて出せば、番台さんも数えやすいし会計もスムーズ。支払う側からすれば、消化しづらい小銭を堂々と出すこともできてお互いにwin-winです。
このつぶやきに、「そうなんですね! 今度から小銭出しますね」「こういう『求めてる硬貨の種類を明言する』のは助かる」「なるほど! 今度やってみまーす」という声が。
また、「飲食店も喜びます!」「商売人にとって両替手数料ほどバカにならないものはないので、小銭カモンなのです」「うちも50円玉で払っていただけるとぴょこんぴょこんします!」という共感の声も多数寄せられ、執筆時点までに"いいね"の数は7.3万を超えています。言われないと分からないことって結構あるので、こういう情報を発信できるのがXのいいところですよね。
レジで小銭をたくさん出すことに躊躇してしまう人もいるかと思いますが、個人経営のお店などでは喜ばれるようです。玉の湯さんのように、現金を扱うお店を利用する際は、ぜひ、小銭をたくさん用意してお出かけくださいね。
京都の入浴料金510円になりました。この様な支払い方をすると番台さんは内心で飛び跳ねて喜びます。 pic.twitter.com/NdhNp7V1HO
— 京都 玉の湯 (@kyoto_tamanoyu) October 21, 2024