長野県の南部、伊那谷(いなだに)のほぼ中央に位置する飯島町(いいじままち)は、西は中央アルプス、東は南アルプスに囲まれた自然豊かな「ふたつのアルプスが見えるまち」です。

江戸時代には、主に信州伊那谷の天領を治めた飯島陣屋が置かれ、続く明治時代には信州で初の県となる伊那県庁に引き継がれるなど、長年にわたり政治の中心として栄えてきた歴史深いまちでもあります。

豊かな自然と中央アルプスで磨かれた水の恩恵を受け、「飯(めし)の島(しま)」の名前のとおり古くからの米どころであるほか、そばや果樹、花きなどさまざまな農産物の産地です。

今回紹介するイベントは、そんな飯島町で開催される「飯島町米俵マラソン」。本物の米俵を背負って走るマラソン大会とは、一体どのようなものなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になったイベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は、飯島町のイベント「第12回 飯島町米俵マラソン2024」の詳細、ふるさと納税返礼品などについて調べてみました!

本物の米俵を担ぐ! 飯島町のイベント「第12回 飯島町米俵マラソン2024」について

  • 第11回の様子

・イベント名:第12回 飯島町米俵マラソン2024
・開催日時:2024年11月24日(日) 午前10時30分より随時スタート
・開催場所:飯島町役場前(スタート・ゴール)
・アクセス:JR飯田線飯島駅から徒歩13分
・参加費:10km(米俵3kg)5,000円、5km(米俵3kg)4,000円ほか

飯島町は弥生時代から米づくりが盛んになったと言われる米どころ。その象徴でもある米俵を担いだマラソン大会を始めて、12回めを迎える「飯島町米俵マラソン」。「『飯の島』飯島町のおいしいお米を味わっていただきたい、秋空の下、山々の色づく美しい飯島町を体験してもらいたい」との想いで始まった大会なのだそう。

新型コロナウィルス感染症拡大により、開催を自粛した期間がありましたが「住民発想の大会の灯を消すわけにいかない」と、2022年より再び開催しています。

ランナーは、米俵を「しょって」走ります。「しょって」は、この地域の方言で、「背負って」という意味の言葉なのだそう。米俵が見えていれば、どんな方法で「しょって」も良く、担いだり、抱えたり、中には赤ちゃんの抱っこ紐で米俵を運ぶランナーもいるのだとか! 「しょった」米俵は、持ち帰ることができます。

大会のコンセプトは、以下です。

・「走る人」「見る人」「支える人」が楽しく
選手だけでなく、沿道で応援する人、ボランティアスタッフなどイベントに携わるすべての人が楽しむことを目的としています。
・飯島町の魅力発信
ふたつのアルプスや田園風景、高い空、おいしい水や米を生かした大会を目指します。
・飯島町ならではのおもてなし
町民主導の大会に行政・企業・町民が参加し、飯島町ならではのおもてなしで選手を迎えます。

自治体からのメッセージ

秋の飯島町を代表するイベントです。会場に積みあがる大量の米俵の山、俵富士は圧巻の一言。現代において、本物の俵富士を見上げることのできる場所は、長野県飯島町しかないかもしれません。

飯島町のふるさと納税返礼品について

飯島町で伝統のわら細工技術を守り伝える株式会社わらむの職人が、本物の米俵と同じ技法で作っている返礼品を紹介します。米俵マラソンの記念にも!

【わら細工】米俵の貯金箱 100万円

・提供事業者:株式会社わらむ
・長野県上伊那郡飯島町飯島1482-3
・内容量:1個
・寄附金額:8万8,000円

米俵は商売繁盛、五穀豊穣、子宝の縁起物。本物の米俵と同じ技法で作られた米俵型の貯金箱です。500円玉で貯金した場合、100万円貯めることができるとのこと。

【わら細工】わらいずみ(8合)

・提供事業者:株式会社わらむ
・長野県上伊那郡飯島町飯島1482-3
・内容量:1個
・寄附金額:37万4,000円

美味しいご飯には木のお櫃(ひつ)が欠かせません。そのお櫃を保温するのが「わらいずみ」です。職人たちが、1点1点丁寧に仕上げており、電子ジャーにはない昔ながらの素朴な温かみを感じられます。


今回は長野県飯島町のイベント「第12回 飯島町米俵マラソン2024」と、返礼品を紹介しました。本物の米俵を背負って走るマラソン大会です。米俵は、日本相撲協会の土俵を作る職人が作っているのだそう。そんな米俵と同じ技法で作られたわら細工の返礼品は、贈り物にも喜ばれること間違いなしです。ぜひ一度チェックしてみてください。