JR東日本は、冬の期間(2024年12月から2025年2月まで)に運転する臨時列車として、仙台~女川間の快速「だてSATONO」を新規設定すると発表した。HB-E300系「SATONO」を使用し、仙台発女川行は東北本線・石巻線経由、女川発仙台行は石巻線・仙石東北ライン経由で運転される。
「SATONO(さとの)」は「リゾートあすなろ」を改造した2両編成のディーゼルハイブリッド車両。南東北の新たな観光列車として2024年4月にデビューし、「あいづSATONO」(郡山~喜多方間)、「さくらんぼSATONO」(山形~左沢間)、「いろどりSATONO」(仙台~山形間)で使用されてきた。
11月24日まで土休日に「いろどりSATONO」を運転した後、12月7日から2月24日まで土休日(2月8・9・11日は除く)に「だてSATONO」を運転。往路・復路で異なるルートとし、「仙台から女川への旅では山の景色」「女川から仙台への旅では海の景色」を満喫できるという。
往路は東北本線・石巻線経由で仙台駅9時57分発・女川駅12時0分着。途中の松島駅、小牛田駅、涌谷駅、石巻駅に停車する。復路は石巻線・仙石東北ライン経由で女川駅14時16分発・仙台駅16時28分着。途中の石巻駅と高城町駅に停車する。往路・復路ともに全車指定席で運転される。