元NEWSでミュージシャンの手越祐也が、23日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』にゲスト出演。地上波のテレビ出演に対する思いを語った。
『イッテQ!』は「本当に宝物のような番組」
13日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』で、約4年ぶりの出演を果たした手越。「地上波で最初に出させていただくなら、やっぱり『イッテQ!』に育ててもらった以上、本当に宝物のような番組なので。義理もあるし、地上波一発目に出るのは、『イッテQ!』って決めさせていただいてた」と吐露。これまでも地上波復帰のオファーはあったというが、「めちゃくちゃ感謝した上で、“もうちょっと待ってもらっていいですか?”って」と話しつつ、「『イッテQ!』が永遠になかったら、俺は永遠に……。その覚悟ぐらい」と強い決意があったことを明かした。
すると、佐久間宣行プロデューサーは、「俺もちょいオファーしてる」と告白。自身が手掛けるNetflixシリーズ『トークサバイバー!ラスト・オブ・ラフ』に手越が出演した際、「あまりにも面白かったから、テレビ出てほしいなって思った」そうだが、「『イッテQ!』で戻ったら、いつでも喜んで出ます」と返されたことを回顧。手越は、「素晴らしい番組の回のオファーをいただいて。めちゃくちゃ心揺れました(笑)」と振り返りながら、「ただやっぱり……」とポツリ。そのときはまだ、『イッテQ!』出演が決まっていなかったため、佐久間プロデューサーは、「俺も納得したけど、心の中で、“手越ギャンブルすぎんだろ!”って」と笑っていた。
『イッテQ!』に出演するまで、地上波の番組は断っていたという手越。今後、同番組への出演は決まっていないというが、「戻ることに対して、もちろん批判もあるでしょうけど、共演者の方々も含めて、大多数の方がすごく温かく迎え入れてくださって。毎日いろんな方への感謝を忘れたことはない」と話すと、佐久間プロデューサーは制作側の立場から、「調子いいころに嫌だった人と、一緒に仕事しようと思わない。それは、手越さんが一緒にやってたころに、スタッフに共演者に対してちゃんとしてたのよ」とエール。さらに、「今後テレビでオファーしてもいいんだっていうのがあって、まずラジオでお声をかけた」と今回の共演について説明していた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。
【編集部MEMO】
『オールナイトニッポン』は、ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送されていラジオ番組。通称『オールナイト』『ANN』。『オールナイトニッポン0(ZERO)』、『オールナイトニッポンGOLD』、『オールナイトニッポンX』など、『オールナイトニッポン』ブランドで多くの番組が放送されている。