データコムは、20代~30代のミレニアル世代夫婦の食事に関するアンケート調査結果を10月22日に発表。同調査は2024年10月に、450人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 毎日食事をともにする夫婦は円満だと感じる割合が高い

夫婦でそろって食事をとる頻度については、「毎日」(40.7%)、「週4日~6日」(26.1%)と半数以上が週の大半を夫婦で一緒に食事をしている結果となった。

また、夫婦での食事の頻度と夫婦仲の相関を見たところ、毎日食事を一緒にとっている人は「とても円満だ」と感じている割合が最も多いことがわかった。反対に食事の頻度が減少するにつれて円満だと感じる度合いも下がっていき、「週2日~3日」の段階で「円満だと思わない」という人の割合が倍増した。

さらに「一緒に食べることはない」人の内訳を見ると75.5%が「全く円満だと思わない」と回答した人になり、「とても円満だと思う」人は1.9%だった。

  • 女性の49.8%が毎日食事を作っている

キッチンに立つ頻度を聞いたところ、男性は「立たない」(34.2%)が最も多かったのに対して、女性は約半数の49.8%が「毎日」と回答した。

「毎日」と回答した女性のうち70.3%は有職であり、仕事をしながら毎日料理をしている女性が多い結果になった。

  • 食事に関する家事への不満度は男性より女性の方が10%高い

夫、妻の食事にまつわる家事に不満があるかという質問をしたところ、男性は「かなりある」(5.8%)、「ある」(16.4%)を合わせて22.2%。女性は「かなりある」(8.4%)、「ある」(24.9%)で合わせて33.3%となった。

また、料理をする頻度を軸に不満度を見たところ、キッチンに立つ頻度が増えるほど不満の度合いも高まっていく傾向があり、女性の方が料理をする比率が高いことも男女間の不満度の違いの一因と同社は推察している。