店頭で常にいい匂いを放って通行人を誘惑するシュークリーム専門店「ビアードパパ」が今年、25周年を迎えた。あの森永ミルクキャラメルに至っては今年で111周年を迎えている。111年って……時代をいくつ跨いているんだ?
そしてなんとこのたび、そんなめでたい二組によるコラボレーションが決定?! コラボ商品の名前は、「森永ミルクキャラメルシュー」だという。
……マジか。それって、森永のミルクキャラメルをビアードパパのシュークリームにしちゃうってことだよね? いや?、そんなのどう考えてもウマいでしょ。何がなんでも食べたいわ!
……と強く念じていたら、幸運にも一足先に試食させてもらうことに成功。さっそくその詳細をシェアさせていただこう。
■ビアードパパ「森永ミルクキャラメルシュー」を実食
「森永ミルクキャラメルシュー」は11月1日からビアードパパで期間限定発売が始まる新コラボ商品だが、実は森永製菓とビアードパパはかなり仲良し……というか、もともとかなり親和性が高いようだ。
というのも、森永製菓はかつてビアードパパとコラボした「ビアードパパキャラメル<パイシュークリーム味>」「ビアードパパチョコボール<パイシュークリーム味>」など4種類のお菓子を限定発売。森永製菓の人気アイス「ビスケットサンド」とビアードパパのコラボ商品「ビスケットサンド<パイシュークリーム味>」を世に送り出したこともある。
一方のビアードパパもこの夏、森永製菓のロングセラー菓子「小枝<ミルク>」とコラボした「小枝シュー」を期間限定で販売するなど、もはや相思相愛を隠す素振りすらないほどラブラブ(死語)である。でもマジメな話、よっぽど相性がいいというか、互いに引き立て合えるようないい関係性が築けているのだろう。甘党の消費者にとってはプラスでしかない。
そして今回はついに、森永製菓の虎の子「森永ミルクキャラメル」とのコラボである。ベースとなるのはもちろんビアードパパのシュークリームだ。
箱を開けてみると……
うほ~、いるいる! 「森永ミルクキャラメルシュー」が6個も入ってるじゃないの。
包装紙からして味があるじゃないか。このクラシックな感じ、なんかグッときちゃうね。
シュークリーム本体はこんな感じ。なんかキャラメルを纏っているように見えるな。
続いて、シュー生地の中はこんな感じ。おお~、クリームのほうもミルクキャラメルカラーになってる。よし、さっそくいただこう!
……と思ったのだが、せっかくならどれだけ「森永ミルクキャラメル」っぽさが表現されているのかをより正確に確かめるべく、まずはこちらの……
「森永ミルクキャラメル」のほうを食べてみよう。もちろん何度となく食べてるけど、結構久々な気もするから、味を忘れているかもしれないので。それでは一粒、パクッ。
……うん、1ミリも忘れてなかったわ。不思議とこの味は忘れないもんなんだな。寸分の狂いもなく記憶どおりの味だわ。やっぱりウマいな~。原点にして頂点のキャラメルでしょ、これは。この甘さと香ばしさのバランス。歯にくっついたらしばらく取れないこの感じね。ナンバーワンでオンリーワンです。
それじゃあ準備も整ったので、いよいよ「森永ミルクキャラメルシュー」のほうをいただきます! ガブッ。
うわ~、めっちゃ森永ミルクキャラメル! いや、ってかめっちゃウマいな! なんだこれ、仕上がり方に磨きがかかりすぎでしょ! コラボ商品なのに往年の定番商品くらいの安定感があるんですけど。
まず感じるのが、ビアードパパのシュークリームならではのダイナミックなザクザク感ね。キャラメルコーティングが施されているような感じだったから、もっとしっとりしてるのかと思いきや、あのざっくり食感はちゃんと健在。だけどキャラメルの甘みやコクのようなものは生地からもしっかり感じられる。
そしてキャラメル風味のクリームね! 舌触りがめちゃくちゃなめらかで、クリームの量もめちゃ多い。ミルクキャラメルのコクと香ばしい風味はまさに森永ミルクキャラメルのソレ。これは再現度、かなり高いんじゃない? ただの「キャラメル味」じゃなくて、ちゃんと「森永ミルクキャラメルの味」になっていると思う。
これは人に話したくなるな~。「知ってる? ビアードパパのシュークリーム、森永ミルクキャラメル味のやつが出てるらしいよ」って言いふらしたいもん。甘党のみなさんはもちろん、普段スイーツを食べない人もさすがに気になるでしょ、そんなこと言われたら。
ということで、改めて「森永ミルクキャラメルシュー」の発売は11月1日からスタート! 駅前であの香りが漂ってきたら、匂いの元に喜んで誘われちゃうがいいさ!