アイドルグループ・AKB48の山内瑞葵が10月11日、1st写真集『好きになる予感』(3,300円 A4/128ページ KADOKAWA)を発売した。同作は、「笑顔カットを多めに掲載したい」という本人の希望もあり、全体を通して笑顔が多い仕上がりに。アイドルとして常に第一線で活動してきた彼女のすべてが詰まった一冊となっている。今回、写真集発売を直前に控えたタイミングの山内にインタビューし、撮影期間中の準備や、「一番大人っぽい」と思うカットについて話を聞いた。(前後編の後編)
意識したことは「とにかくむくまないように(笑)」
――今回、水着とランジェリーにも初挑戦されました。肌見せカットもあるということで、撮影に向けて何か事前に取り組んでいたことはありますか?
お家で筋トレをしてお尻を鍛えたり、お仕事の合間で岩盤浴に行ったりしました。あとは食事面でも、むくまないように塩分を少し控えめにして、干し芋を食べたり。ちょうど撮影前が、「恋 詰んじゃった」という楽曲のリリース期間で、いっぱいレッスンの時間があったので、いっぱい動いて(カロリー)消費して鍛えてという感じでした。
――写真集を出される方は、丸みをつける派と絞る派に分かれる印象があるのですが、山内さんは絞る派だったんですね。
女性らしい身体作りも確かにありますよね。私はとにかくむくまないように(笑)。写真集の撮影中も、1日目は塩分のありそうなものは全然とっていなくて。持参した干し芋や、バナナスムージー、おかゆなど、次の日に影響が出ないような食事を心がけていました。
フィッティングは2回実施
――ストイックですごいです……! 編集担当の方から伺ったのですが、フィッティングを2回行ったとか。
そうなんです。フィッティングは1回のことが多いそうなのですが、今回は2回させていただきました。1回目はランジェリーを着たらどんな感じになるかを確認するために、写真集の撮影で着たものとは別にいろいろ用意してくださって、会議室に30着くらいランジェリーが並んでいて(笑)。
――30着も!
3時間くらいだったかな? スタイリストさんと女性マネージャーさん2人にも、(ランジェリーを)着た状態の姿を見てもらって。そういう日を設けていただいたのが1回目で、2回目は事前にお伝えしていたテーマに合った衣装の候補をたくさん用意していただいて、それを実際に着てみて、衣装を決めるというフィッティングでした。
――候補がたくさんあると選ぶのも悩みそうですね。
あれも着たい! これも着たい! となりました(笑)。着てみて「いいな」と思ったけど、結果選ばなかったものもあるくらい、スタイリストさんが持ってきてくださる衣装がどれもかわいくて。時間をかけて、ゆっくりと決めさせていただきました。
一番大人っぽいのは黒ランジェリーのカット
――写真集を拝見して、山内さんのキュートな笑顔はもちろん、大人っぽい姿も印象的だったのですが、ご自身で「一番大人っぽい」と思うカットを挙げるなら、どのカットになりますか?
一番大人っぽいカットですか! 迷いますね……でも、大人っぽいというと、やっぱり黒ランジェリーのカットかな。
――AKB48の楽曲「右足エビデンス」を連想させるカットですね。
そうなんです。研究生時代、「右足エビデンス」をソロで披露していたときに、その楽曲がきっかけで私のことを好きになってくださったファンの方も多くて。「2024年ver.右足エビデンス」ではないですが、このカットが一番大人っぽいなと思います。
――では最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。
ファンの方はもちろん、私のことが推しではないけど、気になるから買ってみようと思ってくださる方もいると思うので、『好きになる予感』から好きになっていただけたら、うれしいです。つらいことや大変なこともありますが、私の笑顔を見て、少しでも明るい気持ちになっていただけたらいいなと思います。
山内瑞葵(やまうち みずき)
2001年9月20日生まれ。東京都出身。2016年のAKB48 第16期生オーディションに合格し、AKB48メンバーとして活動を開始した。57枚目シングル「失恋、ありがとう」では初のセンターを務め、最新の64枚目シングル「恋 詰んじゃった」(2024年7月リリース)まで8作連続で選抜入りを果たしている。