きょう24日からスタートするカンテレの新ドラマ『デスゲームで待ってる』(毎週木曜24:25~ ※関西ローカル、DMM TVで配信)の取材会が23日、大阪市内で行われ、主演の俳優・日向亘、ヒロインを演じる乃木坂46の梅澤美波が出席した。
本作は、カンテレと動画配信サービスのDMM TVがコラボした“リベンジ・復讐”がテーマのドラマ企画第4弾。不当な扱いを受けてテレビ業界を干された放送作家・戸村匠真(日向)が、制作会社のプロデューサー・秋澤和(梅澤)にスカウトされて“デスゲーム作家”に転身し、残虐性と企画力と生かしたデスゲームでかつての恨みを晴らしていく復讐劇を描く。
原案を映画『リバー、流れないでよ』(23年)など数々のヒット作を手がけた劇団・ヨーロッパ企画の上田誠が、脚本を同劇団の諏訪雅が担当するオリジナルストーリー。初主演作となる日向は「最初に台本を読んだときから大好きな作品。早く撮影が始まらないかとワクワクしていました」と目を輝かせ、「毎回登場するデスゲームのシーンがとてもユニークだし斬新」とアピール。「今ほどコンプライアンスが厳しくなかった時代のバラエティ番組であったような企画をデスゲーム風にアレンジしたものとか。どこか馴染みのあるものなのに、“失敗すると死んじゃうよ!”みたいな怖さのギャップがおもしろい」と、その魅力を力説した。
梅澤も「今の時代に攻めた作品だなと思うようなシーンも。私たちもドキドキしながら撮影しました」と“デスゲーム”シーンの強烈な印象を明かし、「どんな人をゲームのターゲットにするのかとか、どういう目的で参加させているのかとか、そんなところからも人間のドロドロした感じが盛り込まれている。複雑な人間ドラマが細かく描かれたドラマ」と、作品の見どころを語った。
日向と梅澤は初共演。日向は梅澤について「クールで大人っぽい」イメージを持っていたというが、「実際は、思っていたよりすごく柔らかい印象の方でおしゃべり」。また、現場ではスタッフやキャストにツッコまれる「イジられキャラ」だったそうで、「“普段もそんな感じなんですか?”とご本人に聞いたら、“全くそんなんじゃないんです”と。でも、実は“イジられキャラ”だったという新しい一面をみなさんと共有したいです(笑)」と、梅澤の“新キャラ”を強調して笑わせた。
一方、梅澤は「誰よりも監督とディスカッションを重ねたりと、しっかりしていて大人っぽいところもある反面、すごく人懐っこい犬っぽいところも(笑)」と日向の印象を。さらに「“こんな無垢な少年がこの世界に存在するの?”ってくらいクリア。水のCMとかに出ていそうな感じです(笑)」と絶賛すると、日向は「すみません。僕、“イジられキャラ”としか言ってない!」とアタフタ。「初主演でどうしようかと手探りだった僕をさっと助けてくださったり、すごくかっこいいんですよ! やっぱりグループでキャプテンをされているだけあって、すごく周りを見てる」と慌てて絶賛する日向に、梅澤も思わず吹き出していた。