福島県会津坂下町(あいづばんげまち)は、高低差のあるまちで、西部は森林が30%以上を覆い、東部は平坦で水源に恵まれています。まちの名前はアイヌ語の「バッケ(坂の下)」から来ていると言われているそうです。
おいしい農産物の産地として知られている同町は、寒暖差が大きい内陸性気候で、会津盆地の恵まれた水資源と肥沃な土地にあり、米作りや果物栽培が盛ん。
また、自然と文化が調和した美しい場所で、多くの古代遺跡や重要文化財が存在し、古墳群や「高寺伝説」などから古代から文化が栄えたことがわかるのだとか。
国道49号が中央を貫き、南には磐越自動車道が通り、東には阿賀川、西には只見川が流れており、中世から近世にかけては水陸両用の交通網により宿場町が発展。物資の集散地として繁栄した歴史の深いまちです。
今回紹介するイベントは、そんな会津坂下町で毎年開催している「中村ザル菊の会 ザル菊鑑賞」。今年で14回目となるザル菊鑑賞とは、一体どのようなものなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になったイベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は、会津坂下町のイベント「中村ザル菊の会 ザル菊鑑賞」の詳細、ふるさと納税返礼品などについて調べてみました!
まちの名物! 会津坂下町のイベント「中村ザル菊の会 ザル菊鑑賞」について
・イベント名:中村ザル菊の会 ザル菊鑑賞
・開催日時:10月26日(土)~11月中旬
・開催場所:中村区ザル菊園
・福島県河沼郡会津坂下町白狐中原地内
・アクセス:JR会津坂下町駅より徒歩20分
・参加費:無料
2010年から発足した「中村ザル菊の会」は、今年で14年目。ご近所にザル菊を株分けしてもらったことをきっかけに、「多彩な花を咲かせるザル菊で、少子・高齢化やコミュニティの希薄化がすすむ自分たちの地区を賑やかにしたい」との思いからこの会が始まりました。
「ザル菊」は、1株に対して2,000~3,000個もの小菊が重なり、大きな丸い形を作る様子が、ざるを伏せた形に見えることからそう呼ばれているとのこと。10月末から11月初旬にかけて見ごろを迎え、赤・ピンク・黄色・白など鮮やかな色の花を咲かせます。
会津坂下町中村区では集落内外に約3,000株ものザル菊を植樹。展望台や鑑賞ルートで眺めることができます。集落の人たちが同行し、説明や案内も行っているのだとか。
毎年開催されている本イベントは、青少年ボランティア事業を行う中学生や「街なかウォーキング」のガイドを担当するベテランなど、幅広い世代の人が参加し地域おこしを行っています。
花が咲く前に案内の講習会を実施し、事前準備をしているので、鑑賞時には特徴などを聞くことができるとのこと。
市松模様・ハート・スマイルなど、趣向が凝らされたさまざまなザル菊アートを楽しめるイベントです。
自治体からのメッセージ
「地域を良くしたい、さらにつながりを持ちたい」という地域への愛着がこの会の原動力になっています。まちを美しく彩るザル菊の裏には、そんな思いを持つ方が支えていることを、少しでも知っていただけたらと思います。地域の方が丹精こめて育てた色とりどりのザル菊を、ぜひ見にいらしてください。
会津坂下町のふるさと納税返礼品について
そんな会津坂下町は、“馬肉文化発祥の地”とされているそうです。海のない会津地方では、古くから貴重なタンパク源として馬肉を食べる文化があり、会津の食文化を代表する馬肉はふるさと納税返礼品としても人気とのこと。
馬刺し モモ 赤身 200g たれ付き
・提供事業者:うめえもん会津
・福島県河沼郡会津坂下町上口476-1
・内容量:会津馬刺し モモ200g、特製辛し味噌ダレ
・寄附金額:1万円
会津の馬刺し文化を代表するモモが、冷蔵の新鮮な状態で届きます。ジューシーな赤身が特徴で、脂分が少ないのでヘルシーです。会津坂下町の中でも人気の返礼品なのだとか。
会津馬刺し400gと焼き肉 さくら400g堪能セット
・提供事業者:うめえもん会津
・福島県河沼郡会津坂下町上口476-1
・内容量:会津馬刺し モモ 200g×2(計400g)、さくら 加熱用バラスライス 200g×2(計400g)、特製辛し味噌ダレ 100g
・寄附金額:2万7,000円
会津坂下町の代表的な名産品である「会津馬刺し」は、辛し味噌ダレで味わうのが会津流! 醤油でといて食べるのがおすすめとのこと。セットの加熱用のさくら肉は、焼き肉で存分に堪能できます。
今回は福島県会津坂下町のイベント「中村ザル菊の会 ザル菊鑑賞」と、会津の食文化を味わえる馬肉の返礼品を紹介しました。地域の人々がまちおこしのために一丸となって開催するザル菊鑑賞。さまざまなデザインのザル菊アートも見ものです! ぜひ一度チェックしてみてください。