若手のトップ女優の一人として日々、目覚ましい活躍を続ける広瀬アリス。妹の広瀬すずと共に美人姉妹としても有名ですね。また俳優業だけでなく、国連WFP協会親善大使を務めるなど社会貢献活動にも熱心です。
今回はマイナビニュース会員400人に広瀬アリスが出演するドラマ作品について聞きました。その結果をランキング形式でご紹介します。
広瀬アリス出演ドラマの人気ランキング
- 1位:大河ドラマ どうする家康(7.3%)
- 2位:探偵が早すぎる(6.9%)
- 3位:釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~(5.2%)
- 4位:ルーズヴェルト・ゲーム(4.5%)
- 4位:ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~(4.5%)
- 6位:連続テレビ小説 わろてんか(4.2%)
- 6位:知ってるワイフ(4.2%)
- 8位:七人の秘書(3.8%)
- 8位:イチケイのカラス(3.8%)
- 8位:マイ・セカンド・アオハル(3.8%)
- 8位:366日(3.8%)
続いてはトップ10までの作品概要とアンケート回答者のコメントを一部紹介します
1位:『大河ドラマ どうする家康』(7.3%)
『大河ドラマ どうする家康』は、2023年放映のNHK大河ドラマ第62作。主人公の徳川家康を、松本潤が演じました。
戦国時代から江戸時代を舞台に、徳川家康の生涯を新たな視点で描いた本作。広瀬アリスは、家康の3人目の側室である於愛(おあい)の方を演じています。
正直者で明るい性格の於愛の方。家康を敬愛しつつも先夫への想いも残し、秘かに悩む一面も持っています。読書好きで強度の近目、笛が得意だが時々音を外すなどユニークなキャラクターながら、家康の不在中はしっかりと留守を守り、家康の統治を支えます。
ユーザーからは、「全話欠かさずに見ました」「魅力的」などの声が寄せられています。
ユーザーコメント
「ストーリー自体が面白くて印象的だった」(男性・31歳)
「眼力があり素敵でした」(女性・45歳)
「彼女を代表する作品だと思う」(男性・48歳)
「松潤とお似合いで、可愛かった」(女性・46歳)
「着物姿がとても美しい印象ですね」(女性・42歳)
「時代劇でも高いレベルの演技で、上手くて良かった」(男性・47歳)
「近眼という設定が面白かった」(男性・43歳)
2位:『探偵が早すぎる』(6.9%)
『探偵が早すぎる』は、井上真偽の同名の推理小説を原作とするテレビドラマ。2018年、読売テレビ制作/日本テレビ系「木曜ドラマF」枠にて放送されました。また、2019年に単発ドラマ、2022年に再度連続ドラマ化されています。
本作での広瀬アリスは、突如、実父の遺産5兆円を相続することになる女子大生・十川一華(そがわ・いちか)役で出演。滝藤賢一演じる探偵・千曲川光(ちくまがわ・ひかる)とともにW主演を務めています。
探偵・千曲川光は、本家の大陀羅(だいだら)一族から狙われている十川一華を守り、被害を未然に防いでいます。じつは彼は、犯人の殺人トリックをトリックで仕返しする「トリック返し」により、事件が起こる前に解決する極めて特殊な探偵なのでした。
コメントでは、「役が合っている」「振り切った演技で面白かった」など、役柄にマッチしたコミカルな演技を賞賛する声が届いています。
ユーザーコメント
「面白くて好感の持てる役だったのでよく覚えている」(男性・49歳)
「コメディンヌとして演技力がある」(男性・47歳)
「彼女のコメディエンヌとしての存在感がしっかり出ていた作品だと思う」(女性・35歳)
「滝藤賢一との掛け合いが、素が出て面白い」(男性・48歳)
「コメディタッチの演技もハマっていて、滝藤賢一とのからみ面白かった」(女性・44歳)
「滝藤賢一とのコンビがすごく好きで、元気な大学生キャラもハマり役であった」(男性・26歳)
「いやもう適役。本当に面白い。顔芸もすごいし、滝藤さんとのコンビもすごく面白かった」(男性・48歳)
「美人なのに3枚目役が合ってた」(男性・34歳)
3位:『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』(5.2%)
『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』は、作・やまさき十三、画・北見けんいちによる釣りマンガを原作とするテレビドラマ。実写映画シリーズ、テレビアニメにもなった人気作ですが、本作は2015年、初の連続ドラマとしてテレビ東京系の『金曜8時のドラマ』で放送されました。
浜崎伝助(ハマちゃん)の新人時代(入社初年度)にスポットライトを当てた本作。ハマちゃん役に濱田岳、映画版でハマちゃんを演じた西田敏行が、ドラマ版では鈴木一之助(スーさん)役で出演しています。広瀬アリスはハマちゃんの恋人から、のちに結婚することになる小林(浜崎)みち子を演じました。
長きにわたるシリーズとして大きな人気を誇る本作。コメントからは「毎回笑えるのでよく見ていた」「元々、この映画が好き」「キャスティングも面白かった」など、シリーズ自体のファンからも好感されている様子がうかがえました。
ユーザーコメント
「すごく役にあっていて良かったから」(女性・45歳)
「演技が上手くて面白いから」(男性・47歳)
「初期の作品を観てから、かわいい役者さんだと思っております。また、キャラクターが独特だと思います」(男性・48歳)
「ユーモラスで面白かった」(男性・36歳)
「浜ちゃんの奥さん役でした。とても可愛らしい奥さんで、浜ちゃんが羨ましいです!!」(男性・38歳)
4位:『ルーズヴェルト・ゲーム』(4.5%)
『ルーズヴェルト・ゲーム』は、池井戸潤の同名小説を原作に2014年、TBS系で放映されたテレビドラマ。主人公の細川充(ほそかわ・みつる)を、唐沢寿明が演じています。
アメリカで経営学を学び、外資系コンサルタント会社に勤める細川充。青島製作所の創業者・青島毅(あおしま・たけし)に手腕を買われヘッドハンティングされ、そののちに社長に就任します。一度は業績低迷に悩まされるも、優れた経営感覚で再建に成功。その過程で得た仲間たちとのふれあいにより人の絆の重要性に目覚め、より大きな経営者へと成長していきます。
広瀬アリスは、工藤阿須加演じる青島製作所野球部ピッチャー・沖原和也(おきはら・かずや)に思いを寄せる製造部梱包配送課の社員、山崎美里(やまざき・みさと)役で出演しています。
コメントからは、「ストーリーが良い」「池井戸潤の作品はどれも面白い」「ドラマも面白く、毎週日曜日楽しみだった」「最初から見ていた」など、原作ともども注目されていたことがわかります。
ユーザーコメント
「この作品で広瀬アリスを知った」(男性・45歳)
「とてもかわいかったから」(男性・30歳)
「ドラマも面白く、毎週日曜日楽しみだったので」(男性・43歳)
「普通に居そうで、居ない存在感」(女性・45歳)
「ちょっとしか出演していなかったけど、とてもかわいくて印象的だった」(男性・39歳)
4位:『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(4.5%)
『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』は、原作:横幕智裕、作画:モリタイシによるマンガ『ラジエーションハウス』を原作としたテレビドラマ。2019年にフジテレビ系「月9」枠にて放送されました。2021年には続編のテレビドラマが、2022年には劇場版が製作されています。
窪田正孝演じる、診療放射線技師・五十嵐唯織(いがらし・いおり)。医師免許も取得し、天才的な読影技術とセンスを持つ唯織ですが、協調性に欠ける一面もあります。広瀬アリスは、新人診療放射線技師・広瀬裕乃(ひろせ・ひろの)役で出演。本田翼演じる放射線科医・甘春杏 (あまかす・あん)と自身を比べ劣等感に悩み、また唯織を想うあまり円形脱毛症になってしまう姿など好演しています。
ユーザーからは、「出演者との掛け合いが面白かった」「目立つ存在だった」「ドジっぷりがよい。また、他にはない立ち位置で目が離せない」など、その存在感を評価する声が届いています。
ユーザーコメント
「ドラマ中での存在感があった」(男性・44歳)
「見ていたドラマです。医療もので広瀬アリスさんの演技が上手くて面白かった」(女性・32歳)
「普段のキャラクターとは違う一面が見れた。改めて演技が上手な俳優さんだなと思った」(女性・45歳)
「美人で顔立ちが華やかな印象があるが、この作品の世界観と、真面目に仕事に向き合う役を演じているのがとても印象的だった」(女性・30歳)
「ドラマも面白く、記憶に残っているので。ヒロインの本田翼の演技がいまいちだった一方、広瀬アリスは自然だったので、よかった」(男性・34歳)
6位:『連続テレビ小説 わろてんか』(4.2%)
『連続テレビ小説 わろてんか』は、2017年度下半期放送のNHK「連続テレビ小説」第97作。吉本興業創業者・吉本せいをモデルに、明治後期から第二次世界大戦終了直後の大阪にて、主人公の藤岡(ふじおか)てんが寄席経営に挑む姿を描いています。
葵わかな演じるヒロイン・藤岡てんは、ひょんなことから夫婦で寄席経営を始め、やがて“笑い"をビジネスにした日本初の女性としてその名を広めていきます。
広瀬アリスが演じるのは、旅芸人一座「福楽座」の芸人で、のちに女優や漫才コンビ、ミス・リリコ アンド シローのミス・リリコとして名を馳せる秦野(はたの)リリコ。実在の男女漫才コンビ、ミスワカナ・玉松 一郎のミスワカナをモデルとしています。
広瀬アリスの、コメディエンヌとしての才能が全面開花した本作。ユーザーからも、「見ていて楽しかった」「楽しく見ていたので」「明るい感じがよかった」など、その演技力を評価するコメントが目立ちました。
ユーザーコメント
「連続テレビ小説をよく見て、覚えている」(男性・29歳)
「明るい感じがよかったから」(女性・36歳)
「高校サッカーマネージャーの時から知りました。『わろてんか』での演技もよく、存在感が際立っていました。妹のすずさんもいますが、アリスさんの方が好きです」(男性・40歳)
6位:『知ってるワイフ』(4.2%)
『知ってるワイフ』は2021年、共同テレビ(共テレ)製作・フジテレビ系で放送されたテレビドラマ。2018年の韓国の同名テレビドラマのリメイク作品となります。
大倉忠義演じる銀行員の剣崎元春(けんざき・もとはる)は、お人好しで調子は良いものの、優柔不断で気弱な性格。彼は妻である、広瀬アリス演じる剣崎澪(けんざき・みお)との険悪な関係に悩んでいます。ある日、ひょんなことから過去にタイムスリップしてしまう元春。二度、三度とやり直しとなった過去で、元春と澪はまた出会いを果たすのですが……。
本作へは、「はじめてみた作品でとても面白かった」「演技がうまくて面白かった」「役にとても合っていた」などのコメントが届いています。
ユーザーコメント
「大倉忠義君のファンで見始めたが、相手役がピッタリだと思った」(女性・48歳)
「真っ直ぐな性格が良かった」(女性・48歳)
「鬼嫁みたいな役で、カニの爪を投げるシーンが面白かった! でも結局旦那がクズで、アリスちゃんの役は純粋でいい子だったことがわかってよかった」(女性・25歳)
「人生、2通りのパターンが見れて面白かったドラマという記憶だが曖昧なため、もう一度見てみたい」(女性・46歳)
8位:『七人の秘書』(3.8%)
『七人の秘書』は2020年放送、テレビ朝日系「木曜ドラマ」枠のテレビドラマ。木村文乃演じる主人公、東都銀行の常務秘書・望月千代(もちづき・ちよ)を始め、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋など名うてメンバーが集う、「影の秘書軍団」の活躍を描いています。
広瀬アリス演じるのは、東都銀行・頭取秘書の照井七菜(てるい・なな)。朴訥な、のんびりやながらあるきっかけで秘書軍団入りを志願し、仲間からいじられながらも"結果的に"重要なミッションを完遂します。
理不尽な目に遭う社会的弱者の救済を密かに請け負う「影の秘書軍団」にあって、コメディリリーフ的な役どころの広瀬アリス。ユーザーからも、「一番面白いドラマだと思う」「面白かったし、好きでした」「メインキャラの出演者がよかった」など、そのコミカルな作風を評価するコメントが寄せられました。
ユーザーコメント
「魅力的なキャラで面白い」(男性・47歳)
「表情が豊かで楽しかったから」(男性・47歳)
「破天荒な演技が魅力的だった」(男性・47歳)
「キャスト陣が豪華で、意外な役だったので印象がある」(男性・49歳)
8位:『イチケイのカラス』(3.8%)
『イチケイのカラス』は、浅見理都の同名マンガを原作とするテレビドラマ。2021年、竹野内豊主演でフジテレビ系「月9」枠にて放送されました。
地方裁判所の第一刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、竹野内豊演じる、最終学歴が中卒の判事・入間(いるま)みちおと、彼を取り巻く曲者揃いの裁判官たちの活躍を描くストーリーです。広瀬アリスは、映画『地獄の花園』とのコラボの一環としてバカリズム、永野芽郁、広瀬アリス、遠藤憲一とともに第4話にゲスト出演。極道妻にして銃刀法違反の被告人というトリッキーな役柄を熱演しています。
本作へは、「好きだから選びました」「演技力がよく魅力的」などのコメントがありました。
ユーザーコメント
「ドラマも、スペシャルも、映画も全部見た。面白かった」(女性・35歳)
「他の出演者との掛け合いが良い」(男性・44歳)
「ホントいろんな役ができる人」(男性・48歳)
「『イチケイのカラス』はドラマ自体が面白かったので、配役に違和感がなかった」(男性・47歳)
8位:『マイ・セカンド・アオハル』(3.8%)
『マイ・セカンド・アオハル』は2023年、TBS系「火曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。広瀬アリスは、主人公の白玉佐弥子(しらたま・さやこ)を演じました。
白玉佐弥子は、学歴も金も無い社会人。高校卒業後、東京で職を転々とする生活を送っています。問題だらけのアラサー女子・佐弥子ですが、ある日、道枝駿佑演じるミステリアスな大学生・小笠原拓(おがさわら・たく)の助言により、猛勉強の末に大学の建築学科に合格。同じ学科の「年下の先輩」たちが住むシェアハウスでの奮闘が始まります。
広瀬アリスの魅力が満喫できるラブコメディの本作には、「ドラマを見て感動した」「主役だったし恋の行方が楽しみだった」「これが一番良かった」などのコメントが寄せられています。
ユーザーコメント
「ハマり役で、とても面白かった」(男性・45歳)
「リアルな演技がよかったから」(女性・36歳)
「いつになっても挑戦できることを教えてくれた」(男性・45歳)
「年下彼氏がいる役が定着してきましたね」(男性・22歳)
8位:『366日』(3.8%)
2024年、フジテレビ系「月9」枠で放送の『366日』は、沖縄出身のミクスチャー・バンドHY(エイチワイ)の楽曲「366日」の世界観をもとにしたオリジナルストーリーのテレビドラマ。主人公・雪平明日香(ゆきひら・あすか)役を広瀬アリスが、相手役の水野遥斗(みずの・はると)役を眞栄田郷敦が演じています。
音楽教室に勤める雪平明日香は、高校時代に恋していた水野遥斗と同窓会で再会。晴れて恋人同士になりますが、直後に遥斗が事故で意識不明になるという悲劇に見舞われます。3カ月後、意識を取り戻しますが、今度は彼が記憶障害に陥っているということが判明します。
遥斗の回復のために全力で尽くす明日香。しかし彼女の想いとは裏腹に、様々な試練が襲いかかります。本作へは、「とても内容が良かった」「歌詞と共に感動的だった」「実際見て、感動した」など、その切ないストーリーへの共感を示すものが多くみられました。
ユーザーコメント
「切ない恋愛の演技が良かったから」(男性・48歳)
「切なくて悲しくて、見ていてつらかった」(女性・41歳)
広瀬アリスが出演した作品ランキングのまとめ
2008年のデビュー以来、15年以上のキャリアを誇る広瀬アリス。当初は妹の広瀬すずの知名度がやや先行し、「あの広瀬すずのお姉ちゃん」といったイメージで語られることも多かった彼女ですが、近年では着実にその活躍の場を広げ、若手の演技派女優として不動の地位を築いています。今後の活躍がもっとも期待される女優の一人として、ますます注目が高まりそうです。
調査時期: 2024年9月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計400人(男性:242人、女性:158人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート