高知県の西南部に位置する四万十市(しまんとし)は、全長196kmを誇る日本最後の清流「四万十川」が、川幅を広げ大きく蛇行しながらゆったりと流れ、その中流域から河口まで雄大で美しい風景が広がるまちです。
四万十川で育った鮎やツガニの水産資源に加え、豊かな自然の恵みを受けて栽培されたお米や特産柑橘のブシュカン、ユズ、米ナス、栗などの農産物、年間通じて近海から水揚げされるカツオをはじめとした魚介類など、山・川・海の新鮮で豊富な幸が揃っています。
四季折々の四万十川の景色やそれを映す川面をより身近に感じられる観光遊覧船をはじめ、キャンプやカヌー、SUPなども人気を集め、毎年多くの観光客が訪れているそうです。
今回紹介するのは、そんな四万十市自慢の観光スポット「今成橋」。通称は「佐田沈下橋」と呼ばれる最長の沈下橋とは、一体どのようなところなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は、四万十市自慢の観光スポット「佐田沈下橋」の詳細や、ふるさと納税返礼品について調べてみました!
四万十川最下流! 四万十市の観光スポット「佐田沈下橋」について
・アクセス:中村駅より車で約15分。自転車で約50分。
四万十川最下流で最長の沈下橋である「今成橋」。昭和47年に建設され、全長は291.6m、幅員は4.2m。通称「佐田沈下橋」と呼ばれ、観光客にもなじみのある沈下橋です。
河口からいちばん近い沈下橋の「佐田沈下橋」は、橋を渡るときに爽快な気分を味わえます。雄大な緑の山々に青い空、青い四万十川、そして沈下橋という風景は観光のポイントに! シーズン中は多くの観光客で賑わうのだとか。
沈下橋には欄干がありません。大洪水で橋が水中に「沈下」することを想定し、水の抵抗を受けにくくするためや、欄干があることにより木などがが引掛り水の流れが悪くなることを防ぎ、さらなる川の氾濫を避けるために、最初から作っていないそうです。
自然を押さえつけるのではなく、あるがままの自然を受け入れ、折り合って生きていこうという流域にすむ人々の生活様式を象徴するものと言える沈下橋。同市内だけでも、深木、高瀬、勝間、口屋内、岩間、長生、中半家、半家の沈下橋があり、いずれも四万十川らしい、川と人との関わりの感じられる風景が見られます。
四万十市のふるさと納税返礼品について
清流・四万十川で育った天然の鮎を味わえる、四万十市の中でも人気の返礼品を紹介します。
四万十川の天然鮎(小)500g(約6~9匹)
・提供事業者:西土佐鮎市場
・高知県四万十市西土佐江川﨑2410-3
・内容量:四万十川の天然鮎(小)500g(約6~9匹)
・寄附金額:1万2,000円
四万十川からの贈り物、川の恵みの代表格である天然鮎です。成長した天然鮎は主食である苔と一緒に砂を食べてしまいますが、食べる苔の割合が多いほど雑味がなく、おいしい鮎になるそう。四万十川はこの苔の割合が高く、 雑味の少ない鮎本来の旨みと香りが楽しめます。
今回は高知県四万十市の観光スポット「佐田沈下橋」の魅力と、人気のふるさと納税返礼品を紹介しました。まちの名物ともいえる沈下橋は、自然とのコラボレーションが絶景です! 四万十川で育った天然鮎は、フライや鮎めしで味わうのもおすすめなのだそう。気になる方は一度チェックしてみてください。