フジテレビの動画配信サービス・FODで独占配信中の韓国ドラマ『深夜2時のシンデレラ』。主演のシン・ヒョンビンとムン・サンミンがこのほど来日し、インタビューに応じた。
今作は、財閥の年下彼氏との別れを決心した超現実主義者のハ・ユンソと、彼女の気持ちを取り戻そうとするロマンチスト御曹司ソ・ジュウォンが織り成すラブコメディー。撮影でのエピソードや作品・役柄の魅力などを語ってくれた――。
コーヒーマシンで打ち解けるも…
――初共演のおふたりですが、どうやって打ち解けていったのでしょうか。
ムン・サンミン:初対面の時は一切目を合わせられず、すごく照れてしまいました。でも、僕が分からないことがあるとヒョンビンさんが解決してくれたりして、徐々に打ち解けていきました。あと、自分から「食事に行きましょう、おごってよ」と連絡したりしました。
シン・ヒョンビン:私はおごろうと思って会ったんですけど、実際には食事はサンミンさんがおごってくれたんです。
――では、ヒョンビンさんは撮影で思い出に残っていることはありますか?
ヒョンビン:撮影では、サンミンさんを含めて共演の俳優さんたちと仲良くなりました。疲れることもありましたが、とても楽しい記憶として残っています。それと、私にとって印象的だったのは、サンミンさんがよくコーヒーマシンを使って共演者にコーヒーを配ってくれたことです。皆でコーヒーを飲みながら親しく話すようになっていきました。でも、そのコーヒーマシンは私の楽屋に置いてあるものだったんです(笑)
「愛に一筋」「信念に忠実」
――役柄ではロマンチストな男性・ジュウォン(サンミン)と、現実主義の女性・ユンソ(ヒョンビン)というカップルですが、おふたりは恋愛に対してロマンチスト、現実主義のどちらですか?
サンミン:普段は現実主義なのですが、恋愛においてはロマンチストです。でも、それがあまりうまくいきません(笑)。情に突き動かされて行動してしまうところがあります。
ヒョンビン:ロマンチストと現実主義、両方の面があるのですが、現実的にならざるを得ないところが大きいですね。
――では、おふたりともご自身の役柄と似ているのでしょうか。
サンミン:自分自身、率直なところがあって友人に対してもストレートに愛情を表現するタイプです。そのため、ジュウォンのとても真っすぐなところに共感しました。
ヒョンビン:ユンソの仕事に対する責任感があるところはとても共感できました。友達と一緒にいる時や、ジュウォンと過ごしている時の姿も実際の私自身に近いものがあると思います。食べることが好きなところも似ていますね。
――ユンソとジュウォンについて、それぞれどんなところが魅力的だと思いますか?
サンミン:ジュウォンは財閥家の息子として与えられてきた環境も外見も、本当にパーフェクトな男性。しかし、ユンソのために全てを捨てようとします。そんな愛に一筋なところがとても魅力的だと思います。
ヒョンビン:ユンソは仕事や家族への責任感がとても強い女性です。正しく、自分の信念に忠実に人生を生きようとするところが魅力的で、そこにジュウォンも惹かれたのではないでしょうか。