タレントの叶姉妹が15日、Spotifyでポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信し、17歳の悩み相談に応じた。

  • 叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

担任の先生に長時間怒鳴られ過呼吸に

この日の配信では、「トラウマを克服したい」という高校3年生のお悩みを紹介。相談者は、「精神的につらい日々を送っていたところ、とどめのように担任の先生に長時間怒鳴られ、硬直して過呼吸になってしまった」と話し、「その後、うつ病を発症してしまい、通信高校に転校した」と吐露。現在は、大学受験の勉強をしているというが、「怒鳴られたことがトラウマになり、今でも一日に数回思い出して涙が出てくる」と打ち明け、「大学で楽しい学生生活を送るために、トラウマを忘れる方法を教えてほしい」と相談を寄せた。

恭子は、「一つ思うのは、先生ですね。そんなに怒鳴り続けることは、先生の資質としていかがなものか」「最初の一言二言はいいとして、続けるというのはダメだと思いますよ」と、トラウマの原因になった担任を批判。「例えば、最初の一言二言をキツく言っても、それからあとは、ほぐすようにちゃんと教えて差し上げるというか。何がいけなかったのかとか、ちゃんとした形で言って差し上げないと」と指摘しながら、相談者に向け、「その先生のことを先生と思わない。なおかつ、巻き戻す。もう一度、自分自身でその場のことを巻き戻す」と、トラウマを軽減する方法を提案した。

続けて、「巻き戻して、その場のそのシーンはないと考える。自分の人生の中から。怒鳴り続けるという行為は、先生としてとても失格だと私は思いますので、その場所はなかったことにする」と説明すると、美香も、「そうですね。ずっとそのことばかりを考えているのではなくて、巻き戻してそれをなかったことにする」と同調。最後に恭子は、「トラウマというものも、ご自身が作っているものなんですね。だから、そういう経験があったりすると、やっぱり忘れられないというか。自分自身の中にちゃんと入れ込んでしまうから、トラウマになってしまう」と語って締めくくっていた。

【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「元気出る」「心が豊かになる」「癒しのひととき」「ズバッと言うのがすごく好き」「人間関係に悩んだらオススメ」といった声がSNSに書き込まれている。