元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が8日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。「保護者からの要望に困っている」という小学校教員のお悩みに答えた。

問題集の採点と指導も担任の仕事に

藤本美貴

この日の“人生相談”では、小学校教員のお悩みを紹介。相談者によると、ある保護者が子供に内緒で担任に問題集を渡し、「親から課題を出されても絶対にやらないので、先生が毎日コピーして、宿題としてうちの子供に渡してほしい」という要望があったそう。「採点と指導も担任の仕事になっており、間違いがあれば個別に時間を取って解きなおしている」と話し、「塾や家庭教師などの選択肢がない場所なので、勉強するには学校か家庭学習しかない。今までもずっと続けていたことらしく、やめるとも言いづらい」と吐露した。

「私だったら、最初からやらないですけどね」と返した藤本は、「“学校は学校なので、他にやりたいことがあるならご家庭でどうぞ”って感じかな。だって、その子に合わせて学校がやることじゃないじゃん」「面倒くさいなら、もうやらなきゃいいんじゃない? だって、学校がやらなきゃいけないことじゃないから」とバッサリ。また、相談者が、「過去をよく知る先輩たちは、“問題になるから続けよう”と言っている」とこぼすと、「先輩もよくない。それが問題ですよ」と憤り、「だから、強い気持ちで、やめますって言えるかどうか。“学校は学校の宿題を出してるので、それ以外はご家庭で管理してください”だよね」と、改めて自身の考えを伝えた。

また、一人の生徒だけ個別に勉強を教えることになるため、「他の子と差をつけたくない」と悩んでいる相談者。藤本は、「丸付けして教えてるってことでしょ? 他の子には教えてないわけじゃないですか。それはそれで、“差別になるんじゃないですか?”って言う親が出て来てもおかしくない。“なんであの子だけ宿題多くて、まだ教えてもらってないところを先生が教えてるんですか?”っていう問題になる」と危惧。「そんな人いるんだって感じ。だって、意味わからないもん」と呆れながら、「学校で話し合って、一斉にやめたほうがいいですよね。よくないと思います。それか、やるなら他の子にもやってあげるかだよね」とアドバイスを送っていた。

視聴者からは、「ミキティの答えは全てが納得できる」「ミキティ先生最強説!!」「ミキティに管理職になってほしい…」「絶対に先生は断った方がいい!」「そんな親いるんだ…」など、さまざまな反響が寄せられている。

【編集部MEMO】
藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届ける目的で、2019年10月に開設したYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』。4年前のブログでは、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近は、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。