フジテレビ/運動通信社/KDDIの3社は10月18日、運動通信社とKDDIが共同運営する「SPORTS BULL」内の「バーチャル春高バレー」において、第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会の都道府県大会・本大会の計400試合を独占ライブ配信すると発表した。都道府県大会は10月20日に開幕し、全国大会は2025年1月5日~12日に開催される。
「バーチャル春高バレー」は今年で7年目。今大会では、代表決定戦を含む都道府県大会で298試合、全国大会で102試合の配信を予定している。計400試合の配信は過去最多。なお全国大会の決勝(男女2試合)は有料で、視聴にはチケットまたは大会パス(後述)の購入が必要となる。試合のほか、12月1日の組み合わせ抽選会の配信も行う。
視聴に際しては、同日同時刻に開催される複数の試合の映像を同時に視聴できるマルチビュー機能を利用できる。また、学生スポーツ応援コミュニティ「ANYTEAM RESPECT YOU, au」との連携でリアルタイムに選手への応援メッセージの送信も可能。ピクチャーインピックチャー機能で他のアプリを利用しながら試合を視聴することもできる。
見逃し配信は有料で、「スポーツブルプレミアム」にて視聴可能。1試合単位での購入は2,000円、全試合(全国大会決勝のライブ配信を含む)を視聴できる大会パスが4,900円。購入した試合の映像は、「SPORTS BULL PREMIUM」のテレビアプリでも視聴できる。
また今年の新たな取り組みとして、「バーチャル春高バレー」のオリジナルグッズ、過去配信試合の動画DVDの販売を開始する。オリジナルグッズには学校名やスローガンを入力する事が可能。動画DVDは、2018年度の第71回大会から2023年度の第76回大会まで、「バーチャル春高バレー」で過去に配信した試合の映像を収録したものとなる。
オリジナルグッズ・動画DVDとも受注生産で、オリジナルグッズは購入から商品到着まで1カ月~1カ月半、動画DVDは1カ月~2カ月を要する場合があるという。
動画DVDで購入できる過去大会の配信内容は下表のとおり。
第71回大会(2018年度) | 全国大会 計102試合 |
第72回大会(2019年度) | 全国大会 全102試合 |
第73回大会(2020年度) | 全国大会+都道府県大会 計208試合 |
第74回大会(2021年度) | 全国大会+都道府県大会 計288試合 |
第75回大会(2022年度) | 全国大会+都道府県大会 計300試合 |
第76回大会(2023年度) | 全国大会+都道府県大会 計304試合 |
なお、「Pontaパス」の会員には、「バーチャル春高バレー」での試合映像視聴にあたり以下のような特典が提供される。
- 通常2,000円の視聴チケットを1,200円で提供
- 通常4,900円の大会パスを4,000円で提供
- ライブ配信前の広告を非表示