テレビ東京の新ドラマ9『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』(10月18日スタート 毎週金曜21:00〜)の記者会見がこのほど、都内で行われ、藤木直人、寺島進、早見あかり、前田拳太郎、大塚寧々が登壇した。
大塚寧々、解剖シーンで苦労していることを明かす
同作で、病院再建を期待された医者・紙子良(藤木直人)の先輩であり、助っ人的存在の法医学者の譜久村聖子役を演じる大塚。「法医学者役ということで、最初は大変緊張しましたけれども、法医学者の大変さをきちんと伝えられればいいなと思いつつ、先生にもついていただいて、現場ではやっております。また、紙子くんとは先輩後輩という仲なので、そこら辺(の空気感)が出ればいいなと思っています」と、撮影に臨むなかで意識していることを明かした。
また、撮影中のエピソードとして、解剖のシーンは「ゴーグルとマスクをして、腕のところにはアームをつけてるんですけど、とにかく汗だくなのと、(ゴーグルが)くもって見えないので、そのくもりとの戦いで」「そこに苦労しています」とこぼすと、藤木も「僕も解剖のシーンは初めてなのですが、普通のオペよりも身につけるものが多くて」と共感していた。
『D&D 〜医者と刑事の捜査線〜』あらすじ
外科医・紙子良は、経営破綻の危機を立て直すべく城斉市民病院に赴任する。病院再建の実績があり経営のスペシャリストとして呼ばれたものの、思いがけず院長代理も務めることに。早速医師らに改革案を説明するが、専門家でもない新参者への視線は冷ややか。反論が相次ぎ紛糾してしまう。
そんな折、病院近くのショッピングモールで銃乱射事件が発生し複数の客が負傷。救急出動の要請が入り、紙子は看護師・石川咲良らと急行する。騒然とした現場には、偶然居合わせた城斉署のベテラン刑事・弓削文平(寺島進)と交番勤務の警察官・牧野真二(前田拳太郎)が、自殺を図った犯人・山木健一と被害者である瀕死の少年・柴田修吾の延命措置を行っていた。
紙子は咄嗟の判断で山木の搬送を優先する。結果、犯人は一命を取り留め、修吾は死亡。紙子は修吾の父・柴田邦行や周囲から批判を受ける事態に……。警察の上層部はただの銃乱射事件として処理を進めるが、それに反発して捜査を続ける弓削。すると事件の裏に隠された悲しい真実が明らかになる。