俳優・織田裕二は、ドラマや映画で幅広い役柄をこなし、そのカリスマ的な存在感で多くのファンを魅了しています。特に「踊る大捜査線」シリーズでは、冷静かつ情熱的な刑事役で絶大な人気を博し、国民的スターとしての地位を確立しました。
今回、マイナビニュースは、503人の会員に「織田裕二が出演する好きなドラマ作品」を調査しました。果たして、どの作品が多くの支持を集めたのでしょうか?
「織田裕二」が出演する好きなドラマ作品ランキング
「織田裕二」が出演する好きなドラマ作品をマイナビニュース会員503名に聞きました。
- 1位:『踊る大捜査線』(1997年)(45.9%)
- 2位:『東京ラブストーリー』(1991年)(19.7%)
- 3位:『お金がない!』(1994年)(10.2%)
- 4位:『振り返れば奴がいる』(1993年)(7.7%)
- 5位:『SUITS/スーツ』(2018年)(2.1%)
- 6位:『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』(2023年)(1.9%)
- 7位:『正義は勝つ』(1995年)(1.7%)
- 8位:『ラストクリスマス』(2004年)(1%)
- 8位:『監査役 野崎修平』(2018年)(1%)
- 10位:『IQ246〜華麗なる事件簿〜』(2016年)(0.8%)
- 10位:『ガラパゴス』(2023年)(0.8%)
- 12位:『邪魔してゴメン!』(1989年)(0.6%)
- 12位:『あの日の僕をさがして』(1993年)(0.6%)
- 12位:『恋はあせらず』(1998年)(0.6%)
- 12位:『外交官 黒田康作』(2011年)(0.6%)
- 16位:『十九歳』(1989年)(0.4%)
- 16位:『Oh,My Dad!!』(2013年)(0.4%)
- 16位:『頭取 野崎修平』(2020年)(0.4%)
- 19位:『真夜中の雨』(2002年)(0.2%)
- 19位:『冗談じゃない!』(2007年)(0.2%)
- 19位:『太陽と海の教室』(2008年)(0.2%)
- 19位:『奇跡の教室』(2014年)(0.2%)
- 19位:『株価暴落』(2014年)(0.2%)
- 24位:『ロケット・ボーイ』(2001年)(0%)
1位:『踊る大捜査線』(1997年)(45.9%)
1位は、1997年よりフジテレビ系列で放送された連続ドラマ『踊る大捜査線』。臨海副都心台場にある湾岸警察署を舞台に、連続ドラマとして放送されたのちシリーズ化され、1998年には映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』、2003年『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』、2010年『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』、2012年『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が公開されています。なかでも『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』が打ち立てた興行収入173.5億円の記録は、20年以上経った現在もいまだに破られていない(※2024年10月時点)、実写邦画の興行収入歴代1位の金字塔。10月11日には最新作『室井慎次 敗れざる者』が公開されます。
織田裕二は、脱サラして警察官になった主人公・青島俊作巡査部長を熱演。仲間の刑事たちとともに様々な事件の解決や、官僚主義で固まった警察組織の問題に立ち向かいます。
ユーザーコメントでは、「織田裕二と言えばこの作品」「本人のキャラクターと合っていた」という声や、いかりや長介や深津絵里をはじめとした共演者の役との関係性が良かった、といったコメントが寄せられました。
ユーザーコメント
- 織田裕二と言えばこの作品だと思う。とても好きだった(40代男性/神奈川県/海運・鉄道・空輸・陸運)
- 本人のキャラクターと青島のキャラクターがばっちり合っていて印象的でした(60代男性/静岡県/ソフトウェア・情報処理)
- 様々な圧力にも屈せず、泥臭く捜査する姿がカッコよかった。上司役のいかりや長介との固い絆で結ばれた関係性にも心が動かされた。(30代女性/東京都/その他)
- 「事件は会議室で起こってるんじゃない!」というセリフは印象的。(50代男性/熊本県/医療・福祉・介護サービス)
2位:『東京ラブストーリー』(1991年)(19.7%)
2位にランクインしたのは、柴門ふみの漫画を原作とし、1991年にフジテレビ系列で放送された『東京ラブストーリー』。トレンディドラマの代名詞とも言えるこのドラマで主人公・永尾完治役を演じた織田裕二は、この作品で一躍スター俳優としての地位を確立。恋愛の葛藤やすれ違いを描いたストーリーは、視聴者を夢中にさせ、社会現象を巻き起こしました。主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」も大ヒットし、ドラマと共に多くの人々の記憶に刻まれています。
織田裕二が演じたカンチこと永尾完治は、優柔不断な性格でありながらもリカ(鈴木保奈美)との複雑な恋愛関係に翻弄される役柄。当時、多くの視聴者がその展開に共感し、毎週目が離せないドラマとなりました。織田裕二の繊細な演技と物語の魅力が相まって、今もなお愛され続ける作品です。
ユーザーコメント
- 出世作だと思うし、トレンディドラマそのものだった。(50代男性/埼玉県/ドラッグストア・調剤薬局)
- 永尾完治役の織田裕二とリカ役の鈴木保奈美が共演したドラマで主題歌もヒットし最後までみた恋愛ドラマだったから。(50代男性/神奈川県/医療・福祉・介護サービス)
- カンチは大好きで彼の代表的作品です(40代女性/東京都/通信関連)
- リカに振り回されたり、優柔不断な織田裕二が役に合っていて、当時は毎週楽しみにしていたドラマで、思い出深いから。(60代女性/群馬県/その他)
3位:『お金がない!』(1994年)(10.2%)
3位にランクインしたのは、1994年にフジテレビ系列で放送された『お金がない!』。織田裕二演じる主人公・萩原健太が弟たちを養うために貧困生活から立ち上がり、やがて成功を掴むサクセスストーリーをコミカルに描いたドラマです。
町工場で働く青年・健太郎は、逆境に負けず懸命に働き、大金持ちへと成り上がる姿が印象的です。コメディタッチの演技も評価が高く、シリアスな役柄とは一味違う彼の魅力を楽しめる作品として、幅広い年齢層から支持を集めました。
ユーザーコメントでは、織田裕二のコミカルな演技が新鮮で面白かったという声が多く、弟たちを大切にするキャラクター設定や、共演者との関係性も視聴者にとっての見どころとして挙げられています。
ユーザーコメント
- 弟達のことを大事するキャラで、他に財前直見さんや東幹久さんが演じる役との交流も良かったから。(40代男性/兵庫県/サービス(その他))
- 織田裕二としては初期のドラマだと思うが、コミカルな演技がとても似合っていて、貧乏から大金持ちへと成り上がるストーリーも面白かった。(60代男性/愛知県/コンピューター機器)
- コメディ調な織田裕二が新鮮で面白いから(60代男性/東京都/システムインテグレータ)
4位:『振り返れば奴がいる』(1993年)(7.7%)
4位にランクインしたのは、1993年にフジテレビ系列で放送された『振り返れば奴がいる』。主演は織田裕二と石黒賢、また脚本はヒットメーカーである三谷幸喜が務めました。織田裕二が演じるのは、冷酷でクールな外科医・司馬江太郎。石黒賢演じる熱血漢の外科医・石川玄と対立するヒール役が話題を呼びました。腕は一流ながらも、自分勝手で冷徹に見える司馬が、実は内に秘めた優しさを持つキャラクターであることが物語の重要な要素となっており、織田裕二の新たな一面を引き出した作品だといえます。
ユーザーコメントからも、、織田裕二が演じたヒール役の新鮮さや、クールでありながら内面に優しさを秘めたキャラクターが視聴者に強く支持されていることがわかります。
ユーザーコメント
- 織田さんのドラマではヒール役をあまり見た事がなかったのでかなり新鮮だった。(50代女性/秋田県/その他)
- 腕は一流だがクールで自分勝手な外科医の役柄がよく似合っていた。(30代男性/石川県/その他)
- 役柄が表向きはクールで非情なキャラだけど実はいい人だったのが良かったから。(60代男性/石川県/その他)
5位:『SUITS/スーツ』(2018年)(2.1%)
5位にランクインしたのは、2018年にフジテレビ系列で放送された『SUITS/スーツ』。この作品は、アメリカの大ヒットドラマ『SUITS』の日本版リメイクで、織田裕二が敏腕弁護士・甲斐正午役を演じています。原作のクールでスマートなキャラクターを、日本の法制度や文化に合わせてコミカルにアレンジしたことで話題になりました。
ユーザーコメントでは、アメリカ版のキャラクターを日本風にアレンジした点や、織田裕二の弁護士役がかっこよかったという声が寄せられました。
ユーザーコメント
- アメリカ版のキャラクターを、コミカルに日本風に置き換えていたので。(40代男性/東京都/その他)
- 弁護士が似合っていてかっこいい(40代男性/愛媛県/電力・ガス・エネルギー)
まとめ:代表作『踊る大捜査線』をはじめ、色褪せない作品ばかり!
織田裕二の出演作品は、時代を超えて多くの視聴者に愛され続けています。1位に輝いた『踊る大捜査線』は、新たな続編映画が制作されるなど、彼の代表作として今なお絶大な人気を誇り、『東京ラブストーリー』は2020年にリメイクもされました。また『お金がない!』『振り返れば奴がいる』と、それぞれの時代で多くのファンを魅了した作品ばかり。彼の多様な役柄や演技力が、どの作品にも色褪せない魅力を与えています。
調査時期:2024年9月4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計503人
調査方法:インターネットログイン式アンケート