LINEヤフーが運営するLINEリサーチは10月16日、メガネをかける頻度や、メガネをかける理由・目的などについての調査結果を発表した。調査は2024年9月3日~9月5日、日本全国の15歳~69歳の男女5253名を対象にインターネットで行われた。
頻度に関わらず、メガネをかける人は全体で8割弱
度が入っていないメガネを含め、ふだんどのくらいの頻度でメガネをかけているかを聞いた。(サングラスは除く)
全体では「ほぼ毎日」という人の割合が約6割で、最も高いことがわかった。次に「週に1~5日」「月に3日以下」が1割前後で続く。一方で「まったくかけない」という人の割合は2割強となっている。
年代別にみると、「ほぼ毎日」の割合は、すべての年代でも最も高くなっている。年代が上がるにつれてその割合も高くなる傾向がみられ、50代で6割超、60代で7割超と高くなっている。一方「まったくかけない」の割合は若い年代ほど高く、10代では3割超だった。また、10~20代では「週に1~5日」の割合がほかの年代よりもやや高めで、15%となっている。
男女別では、メガネをかける頻度に大きな違いはみられなかった。
メガネをかける理由・目的は?
頻度に関わらず、ふだんメガネをかける人に、その理由や目的について聞いた。全体の1位は「目が悪いから・視力の矯正のため」で、6割台後半という高い割合だった。2位以降は「コンタクトより楽・簡単だから」や「老眼のため」が続き、それぞれ2割超だった。
年代別にみると、「目が悪いから・視力の矯正のため」は10~40代で7割以上、中でも10代では約8割と高い結果に。50~60代では、「老眼のため」という理由が約4~5割の高い割合でそれぞれ2位にランクインしている。特に60代女性では5割超と高くなっていた。この年代は、メガネを「ほぼ毎日」かける割合も高くなっていた。「コンタクトより楽・簡単だから」もすべての年代でランクインした。20代では、3割弱とほかの年代に比べてやや割合が高くなっている。「目の疲れを抑えるため」「老眼のため」は、男性と比べて女性のほうがやや高くなっている。グラフの掲載はないが、20~30代女性では、「目の疲れを抑えるため」が2割台半ばと高くなっていた。60代男性では「車やバイクを運転するため」という理由が2割超とやや高めだった。
グラフにはないが、エリア別では「車やバイクを運転するため」という理由でメガネをかける割合が、中国地方と四国地方で2割台と他のエリアに比べて高くなっていた。
全体的に「ほぼ毎日」メガネをかける人は多く、年代が上がるほどかける人も多くなる傾向にあった。メガネをかける理由・目的として、「目が悪いから・視力の矯正のため」のほかにも、「コンタクトより楽」、「老眼のため」、「車やバイクを運転するため」といった回答がみられた。