フリーは10月11日、「開業・起業に関する実態調査」の結果を発表した。調査は9月27日〜30日、20代〜60代男女1,053名を対象にインターネットにて行われた。

  • 趣味や副業からの開業について

    趣味や副業からの開業について

調査によると、すでに開業・起業している人は9.1%。開業する前からその職種の経験があったかを聞いたところ、本業ではなく、副業や趣味で行っていた職種でした人の割合は40代以下で約4人に1人(24.4%)となり、全体(18.7%)を6%ほど上回った。

  • 未開業・未起業者の本業以外の収入 

    未開業・未起業者の本業以外の収入 

次に、未開業層を対象に現在の収入源について聞いたところ、12.3%に「本業以外での収入がある」ことが明らかに。

なぜ本業以外で収益を得る活動を始めたのかを聞くと、「収入を増やすため」がダントツに多い65.3%。一方で、「趣味」(13.6%)や「スキルアップのため」(7.6%)といった、収入や起業目的とは違う疑似的フリーランス活動を行っている人が21.2%いることがわかった。

  • 開業・起業しない理由/準備をしている人の悩み

    開業・起業しない理由/準備をしている人の悩み

また、開業・起業をしたいと思っているが行動できていない、もしくはそもそもしたいと思わない人にその理由を尋ねたところ、「スキル不足」(44.5%)が最多に。

一方、開業・起業に向けた準備を行っている人の悩みとしては、「体力的な余裕」「時間的な余裕」「家族や生活面」(いずれも36.4%)が多く、「スキル不足」(22.7%) は最も少ない結果となった。