西川さんは全国的なコメ不足によって関心が高まっているとして「素晴らしさを届け、ゆくゆくは全国でも開催したい」と意気込む。
イベントでは、県産米「みずかがみ」など5種類以上を約5トン用意。炊きたてで提供し、おかわり自由だ。チケットと引き換えに、全国から集めた約20種類のご飯のお供と一緒に食べ比べができる。西川さんは「滋賀のコメは水のおいしさも詰まっている。地域の農家さんとも連携し、コメ革命を起こしたい」と話す。参加者に普段食べない種類のコメを味わってもらい、流通拡大にもつなげたい考えだ。
県によると、全国的なコメ不足で県内でも品薄状態が続いていたが、新米の流通などで8月下旬に比べると回復している。イベントで提供しても逼迫しないという。
一般チケットは中学生以上3600円、小学生以下1800円。販売時期などは公式ホームページで確認できる。収益の一部は農業振興のために県に寄付する。
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