南海電気鉄道と泉北高速鉄道は16日、復刻デザインの南海電鉄6000系と泉北高速鉄道3000系のコラボ撮影会を11月30日に南海電鉄千代田工場で実施すると発表した。両社のコラボ撮影会は今回が初とのこと。
南海電鉄の6000系は、平坦区間の通勤車として1962年に高野線で運行開始したステンレスカー。現在も20両が活躍している。1992年4月から約3年かけて現在の青とオレンジのラインカラーに順次塗り替えられたが、2023年9月以降、計6両を導入当時のステンレス無塗装に戻して運行している。
泉北高速鉄道の3000系は、同社開業時に導入された100系の後継として1975年から導入されたステンレスカー。2024年7月以降、在籍する全8両を導入当初のデザインに戻して運行している。今回のコラボ撮影会では、懐かしのデザインを再現した両社のステンレス車両が並んだ状態を撮影できる。
撮影会の1回目は10~11時、2回目は13~14時に開催され、参加費は1人9,000円。最大4人まで申し込める。募集人数は各回120人。「ぶらりたび」サイトにて、10月21日10時から先着順で申込みを受け付ける。
なお、南海電鉄は特急「ラピート」と旧塗装7100系の住ノ江車庫撮影会を12月14日に実施することも発表した。両車両を隣り合った番線に配置して撮影できるほか、特急「ラピート」30周年事業の一環で、1995年に受賞した鉄道友の会ブルーリボン賞のヘッドマークを「ラピート」の隣に配置する。1回目は10~11時、2回目は13~14時に開催され、各回80人を募集し、参加費は1人9,500円。「ぶらりたび」サイトにて、10月21日10時から先着順で申込みを受け付ける。