JR東日本新潟支社は16日、磐越西線(会津若松~新津間)で土休日を中心に運行している「SLばんえつ物語」を牽引する蒸気機関車の撮影会「SL C57 180撮影会」「SL“アフター5”撮影会」を11月26・27日に開催すると発表した。

  • 運行開始25周年を迎えた「SLばんえつ物語」。今年度は12月8日まで運行を予定している

どちらの撮影会も、新潟市内の新潟車両センター新津派出所・新潟統括センター新津乗務室のSL研修庫内で開催。撮影会中は常時、前部標識(前照灯)とテンダー車(炭水車)の後部標識(尾灯)を点灯する。「SL C57 180 撮影会」は午後の時間帯、「SL“アフター5”撮影会」は夕方から夜間にかけて実施するため、違う雰囲気の写真を撮影できる。

「SL C57 180撮影会」は、両日とも13時30分から15時50分まで開催。運転台の撮影時間を1人約5分設け、参加者の要望により、係員が石炭を投入する際に使用する「焚口戸(たきぐちど)」の開閉操作を行う。投炭作業の実演は行わないが、石炭が燃焼する様子も撮影できる。

「SL“アフター5”撮影会」は、両日とも第1部を16時30分から18時50分まで、第2部を18時30分から20時50分まで実施。ヘッドマークなしの状態と25周年記念ヘッドマークを装着した状態のそれぞれで撮影時間を設けるほか、蒸気を排出する演出や前部標識(前照灯)・庫内照明の切替えを行い、さまざまな撮影シーンを演出する。

参加費は「SL C57 180撮影会」8,500円・「SL“アフター5”撮影会」第1部・第2部各1万2,000円。10月18日12時30分から「JRE MALL チケット」の「JR東日本新潟支社」店で販売する。定員に達し次第、販売終了となる。