日本旅行メディアトラベルセンターは16日、鶴見線海芝浦駅からの港湾夜景や、貸切運行する川崎市バスから見る川崎工場夜景を工場夜景ナビゲーターが案内するツアー「鶴見線と貸切川崎市バスで行く 港湾・工場夜景」を11月23日に開催すると発表した。
鶴見駅を起点に鶴見・川崎臨海工業地帯を縫うように走り、扇町駅・大川駅・海芝浦駅の3つの終点を結ぶJR鶴見線は、朝夕こそ通勤利用者で混み合うが、昼間や夜間・休日は乗客の少ない「都会のローカル線」に様変わりする。今回の企画は、利用者の少ない土曜日を利用し、E131系で運転される海芝浦行の定期列車に鶴見駅から乗車。駅の出口が工場の入口であるため、一般利用者は降りられない駅として知られる海芝浦駅へ向かう。
海芝浦駅では、真下が海になっているホーム、駅先端の公園から見える高速道路を行き交う車のヘッドライト、港湾標識灯を遠望する港湾夜景など、夜景ナビゲーターが案内する。
その後、三角型ホームが有名な浅野駅で乗り換え、鶴見線の扇町駅まで乗車。扇町駅からは、川崎臨海地区で路線を展開する川崎市バスを貸切運行し、定期便が通過してしまう川崎臨海部の工場夜景を夜景ナビゲーターの案内で鑑賞する。夜景を見やすくするため、車内灯は消灯する。実際の路線経路をトレース運行しながら、川崎市交通局の車両基地である塩浜営業所構内を通過するなど、市バス乗車の臨場感も演出するという。
旅行代金は大人9,800円・こども9,500円。「日本旅行メディアトラベルセンター」サイトで10月18日15時から申込みを受け付ける。