フランスのアルパインブランド「ミレー」は10月16日、最新のアンダーウェア、ドライナミック メッシュの「寒冷下での保温力」を実証したと発表した。

  • 最新のアンダーウェア、ドライナミック メッシュ

「ドライナミック メッシュ」は、ポリプロピレン素材を使用したメッシュ構造のアンダーウェアで、メッシュ構造が汗を素早く吸い上げて拡散させ、重ね着したウェアが濡れることを防ぐと同時に、保温力を発揮するのが特徴。

実際に氷点下の屋内スキー場で実験が行われ、シェルジャケットと併用することで「ドライナミック メッシュ」が体温を維持する効果を確認。サーモグラフィーカメラを用いて行われたこの実験では、同条件下での着用あり/なしの体表温度の違いが視覚的に示されている。

  • ドライナミック メッシュの着用あり

  • ドライナミック メッシュの着用なし

ドライナミック メッシュの着用ありは、着用なしのものに比べて赤く色づいていることがわかり、汗処理をするために高い通気性を維持しながらも、シェル等とのレイヤリングにより、保温(=体を冷やしすぎない)効果があることが実証されたとする。

特に、汗冷えを防ぎつつ快適なドライ感をキープするため、登山などのアウトドア活動において非常に効果的だという。