2019年にTBS系日曜劇場枠で放送され、多くの作品ファンを生み出した木村拓哉主演の『グランメゾン東京』。このたび、完全新作スペシャルドラマ『グランメゾン東京』の放送日が発表され、映画『グランメゾン・パリ』公開前日の12月29日21時から放送されることが明らかになった。連続ドラマに引き続き脚本は黒岩勉氏、演出は塚原あゆ子氏が担当する。また、スペシャルドラマに窪田正孝、北村一輝が出演することが決定。キービジュアルも公開された。
放送に先駆け、9月1日からU-NEXTとNetflixで日曜劇場『グランメゾン東京』の配信を開始。Netflixでは、日本における配信開始初週の週間TOP10(シリーズ)でTOP3入りするとともに、5週にわたって週間TOP10入りを果たした。さらに海外では、インドネシア・シンガポール・台湾でNetflix週間TOP10(シリーズ)入りするなど、作品への熱量と期待値の高さが示されている。
■窪田正孝が今作の尾花の“バディ”的存在を演じる
窪田が演じるのは、パリに行ったはずだが連絡が途絶えていた尾花夏樹(木村拓哉)と早見倫子(鈴木京香)が再会を果たすフランス料理レストラン「メイユール京都」のシェフ・湯浅利久(ゆあさ・りく)。実はパリのエスコフィユ時代に尾花らとともに働いていた湯浅は、アジア・ナンバーワンフレンチの店を作るため、尾花に「メイユール京都」の立ち上げを手伝ってもらっていた。湯浅が「グランメゾン東京」を訪れた際には、エスコフィユ時代の後輩・平古祥平(玉森裕太)に、どちらがおいしい伊勢海老料理をつくれるか勝負を迫る好戦的な一面も。躍動感あふれる2人の料理バトルや、料理で対等に渡り合う尾花との“バディ感”にも注目だ。
■北村一輝が「グランメゾン東京」と資本提携を結ぶ超効率主義な社長に
北村が演じるのは、「グランメゾン東京」と資本提携している大手企業傘下の「NEXマネジメント」代表取締役・明石壮介(あかし・そうすけ)。アジア人女性初の三つ星レストランのシェフとなった早見倫子にビジネス勝機を見出し、フードブランドビジネスを広げてきた敏腕社長。とにかく無駄なことが嫌いな超効率主義で、料理を“ビジネス”としてしかとらえていない。そのため、倫子は「グランメゾン東京」の存続と引き換えに、レシピや盛り付けの監修を課されており、「グランメゾン東京」のメンバーは、契約上自由に料理と向き合えない状況を余儀なくされている。さらに明石は「メイユール京都」と新たな契約を結ぼうと目論むが・・・。
■スペシャルドラマのキービジュアルが公開
さらにこのたび、スペシャルドラマのキービジュアルが公開された。「メイユール京都」の正装・作務衣姿の尾花は、かつて一緒に三つ星を目指した「グランメゾン東京」の仲間たちとは別方向を向いているビジュアルとなっている。はたして、尾花が見据える未来とは?
■窪田正孝コメント
あの『グランメゾン東京』の続編に参加できて素直に嬉しかったです。
湯浅は、純粋に「フレンチが大好き」で料理に嘘偽りなく真摯に向き合っているキャラクターです。今回、湯浅は尾花の相方として背中を任されている役ですが、木村さんに料理人の所作やしぐさ、手の動きなどを教えていただいたことが湯浅を演じるヒントにもなり、刺激的でした。
集大成の映画へと続く架け橋になる重要な要素がたくさん散りばめられているので、ぜひご期待ください。
■北村一輝コメント
人気ドラマで、ドジャースからオファーが来たような気分でとてもうれしかったです(笑)。
起承転結がはっきりしていてとてもおもしろい脚本で壮大だなと思いましたし、料理に関する人間模様や、尾花中心に対立する関係性も分かりやすく、おもしろい話になっています。
今回演じた明石には明石なりの正義があり、仕事も筋を通しているからこそ社員がいて「グランメゾン東京」とも契約ができていると思いました。若い人は特に、明石のような効率重視の考えが正論だと思う方もいると思いますので、それぞれの正義というものを意識して撮影していました。監督も現場をよく見ながら作り上げていたので、みなさんとてもいい雰囲気の中で自然に空気感のあるお芝居ができたと思います。
明石を演じるうえで自分の中でいろいろ工夫をして、ちょっとクセをいれています。かなりいいスパイスになっているはずですのでぜひお楽しみに!
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