西武鉄道、西武レクリエーション、秩父市は、「鉄道の日」と西武秩父線開業55周年を記念したイベント「ちちぶ&よこぜ車両基地フェスタ 2024」を10月14日に西武鉄道の横瀬車両基地と西武秩父駅前で開催した。当日は約4,600人の来場者でにぎわった。
横瀬車両基地会場では、西武秩父線開業当時にデビューしたE851形・5000系・101系の展示が人気を集めた。西武秩父線開業当時に運行を開始した車両が横並びになることは珍しく、多くの鉄道ファンが撮影を楽しんだという。
事前に募集した「レールスター乗車体験」と「E31運転台見学」は、応募開始初日で売切れとなり、人気の高さをうかがわせた。当日、西武鉄道で線路の保守や車両の整備を行う現業係員が案内役を務めた。
会場のそばを西武秩父線が走ることから、会場の随所で通過する電車に向かって手を振る光景も。中でも「西武 旅するレストラン 52席の至福」が通過した際、会場と車内の双方から手を振り合う光景が見られた。飲食ブースでアンバーエール(発泡酒)「西武秩父線開業55周年記念」ボトルの先行販売も行われた。
西武秩父駅前会場では、キッズ向けの体験型イベントやステージショーなど、こども連れの来場者が楽しめる催しを用意。秩父農工科学高校電気システム科の生徒が制作したミニ電車と西武鉄道のミニ電車、2つの電車が会場を彩った。
ステージでは、鉄道ものまねの立川真司さんと西武鉄道のキャラクター「らびゅーくん」のコラボステージもあり、立川さんならではのネタとお笑いを交えながらの西武鉄道の駅・車両パフォーマンスなどで会場をわかせた。