「銀座の名店」というと初めて訪れるのはなかなか敷居が高いもの。それらを期間限定で安心して楽しむ予約方法がある。ダイナースクラブカード(三井住友トラストクラブ)が主催する、「ダイナースクラブ 銀座レストランウィーク 2024 Autumn」(10月18日〜11月4日の18日間開催)だ。
2012年から年2回、春と秋に開催されているイベントで今回は52店舗が参加。各店でプランAとプランB、いずれかの特典が提供される。プランAは、ランチ3,300円または5,500円、ディナーはワンドリンクサービスもついて1万2,000円または1万5,000円(いずれも税・サービス料込/店舗により対象コースの設定あり)で特別コースが振る舞われる。プランBは、レストランの通常コースにワンドリンクがサービスされる。カード所持者に限らず誰でも利用可能だ。開催に先立ち同イベントの特別ランチコースを体験してきた。
「THE NIIGATA Bit GINZA」で新潟県の豊かな食を楽しむ
訪れたのは、銀座・すずらん通りにある「THE NIIGATA Bit GINZA」。新潟県の新たなアンテナショップ「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」の8階にあり、「新潟と共に生きる」というコンセプトのもと、新潟から直送される新鮮な厳選食材をはじめ、カトラリー、器まで新潟にこだわった注目店だ。
体験したのは5,500円(税・サービス料込)のランチコースメニュー。ダイナースクラブ 銀座レストランウィーク特典として、通常提供メニューから1品ずつグレードアップされている。
コースは色合いも鮮やかな「新潟夏野菜のパフェ」で爽やかにスタート。まろやかなマスカルポーネチーズソースをスプーンで絡めながらカジュアルにいただく。もちっとした「フォカッチャ」も新潟県産の小麦粉を使用しているものなのだとか。
続いて「新潟フレッシュトマトを使ったガスパチョ」でさっぱりと。海ぶどうのぷちぷち食感が楽しいユニークな一品。秋葉硝子による美しい青色のお皿に映える。
「魚沼市八色(やいろ)椎茸を使ったオイルパスタ」はシンプルなペペロンチーノ風の仕立てで、八色椎茸の凝縮した濃厚な旨みをストレートに感じた。
メインの「三条市下田豚の炭火グリル」に添えられているのは、南魚沼の伝統野菜でもある唐辛子の一種「神楽南蛮(かぐらなんばん)」、しその実とアンチョビの絶品ソース。付け合わせの根セロリのピューレ、ビーツも華やか。
コースを締めくくるのは「田上産桃のデザート」。人気ブランド「ヤスダヨーグルト」のムースを、桃ジュレ、クランベリーソースが彩る。
おもしろかったのが「食べられる鉄を使った鉄カヌレ」。日本製鉄とコラボレーションした鉄パウダー入りのチョコレートをかけているのだそう。
各地の豊かな食に出会うランチコースを堪能。しかも銀座で。「ダイナースクラブ 銀座レストランウィーク 2024 Autumn」では、このような名店が開催期間だけのお得なメニューを展開する。銀座グルメにチャレンジするきっかけとして活用してみてはいかがだろうか。