小田原市にあるポンデケージョのお店、gritを紹介します。小田原駅東口から10分程歩いたところにあるお店で、小田原城のお堀沿いの道路に沿ってお店があるので、観光やお散歩のついでに買い物にいくのにとても気持ちのよい場所です。
ミントグリーンの扉がさわやかな外観
こちらのお店、ポンデケージョやシフォンケーキのテイクアウト専門店ですが、パスタソースも販売されていてどちらもとてもおいしそうでした。
多彩な味が楽しめるポンデケージョ
「ポンデケージョ」とは、ブラジルで朝食に食べられることの多い発酵させないパンの仲間で、ポルトガル語で「チーズパン」の意味だそう。原料は、タピオカを作るときの澱粉がメインに使われており、こちらのお店ではチーズ味だけでなく、バラエティ豊かな味が日替わりで8種類ほど楽しめます。
ポンデケージョは量り売りで、1個約100円前後(税込)です。筆者はどれにしようか迷った挙句に決められなかったので、袋に入った6個入りのポンデケージョ626円(税込)を購入しました。
自宅に帰宅後、1個だけ食べて、残りは家族が帰ってきたら一緒に食べようと思っていたら、あまりのおいしさに6個すべて食べてしまいました。甘い種類も甘くない種類もどちらも深い味わいで、とてももちもちなので、もちもち食感好きの筆者にとってはポンデケージョ1つで止めるのは難しい技でした。
バリエーション豊かなシフォンケーキ
ショーケースの中にプレーン、かぼちゃ、ブルーベリー等のシフォンケーキが販売されていました。兵庫県の国産小麦を中心に地元産の湘南小麦を配合し、日替わりで5種類程作っているそうで、種類毎に、小麦の種類を変えたり、取り寄せた湧き水を使用したり、お砂糖の種類を変えたり、と使用する素材を変えることが多いとのこと。
甘いもの好きな筆者は「ブラジルプヂン」がとても気になったので、次回はこちらも購入してみたいなと思いました。
魅力的なラインアップのパスタソース
こちらの瓶入りのソースはパスタなら3人前だそうで、とてもおいしそうです。自家製のミートソース・トマトソースは45年前からレシピの変わらない伝統の味だそう。シェフはイタリアで修行してから日本でパスタ専門店を開いていたことがあり、その頃から人気の味とのことです。
パスタの麺をゆでて、こちらのソースを絡めるだけで極上のパスタがあっという間にできあがるので、今度こちらのパスタソースを使ってパスタを作って、家族をあっと驚かせてみようと思います。焼いたお肉の上に乗せるのも、野菜の上に乗せるのもよさそうですね。
「黒米発酵あずき」は、地元の無農薬黒米と北海道産の「豊祝」という最高の小豆を使用して米麹と合わせており、砂糖不使用なのに甘く美味しい健康食品だそう。
また「桃ジャム」は、寄付して頂いた桃を加工して作っており、オーナーが主宰している「まんまるほっぺこども食堂」に現金を寄付して頂いた方に返礼品としてお渡ししているそう。「まんまるほっぺこども食堂」は、シングル家庭や仕事と育児の両立をしている家庭を中心にお惣菜セットの配布をする活動をしています。「桃ジャム」に関しては、売上だけでなく、オーナーの手間代もすべてこの活動の運営資金に回しているとのこと。素晴らしい取り組みですね。
みなさんも「grit」に是非立ち寄ってみてください。とてもおすすめです。
店舗詳細
【grit】■住所:〒250-0012 神奈川県小田原市本町1-11-14■電話番号:090-8746-8066■営業時間:11:00-18:00(売り切れ次第終了)■定休日:水・木■駐車場:なし■シフォンケーキ教室:店内にて第1日曜日19:00~2時間