カンテレ・フジテレビ系ドラマ『モンスター』(毎週月曜22:00~)が、きょう14日にスタート。主演の趣里が、コメントを寄せた。
趣里が演じるのは、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子。時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう。
■趣里 コメント
――改めて、神波涼子の人物像、魅力を教えてください。
最初に台本を読んだ印象と今は少し違っています。依頼解決に向け周りの人と少しずつ行動を共にして、関係が深まっていく中で感じたことですが、亮子は誰よりもクライアントのことを思って行動している人だなと思います。ゲーム感覚で裁判に挑むとはいえ、それは、依頼人のことを考えての行動であり言動だと感じます。すごく突拍子もなかったりする瞬間もありますが、“人のことが好き”なんだろうなと思います。
――第1話で印象に残っているシーンは?
物語の後半、法廷で「嘘つき」とつぶやくシーンがあります。そのあとのセリフも含めて、あのシーンは楽しかったです(笑)。亮子はだんだんと口が悪くなっていくので、それも楽しんでます。
――初回当日の10/14は「スポーツの日」ということにちなみまして、好きなスポーツ、よく見るスポーツなどありますか?
結構スポーツは昔から好きだったのと、家族が見ていたこともあって、見る機会が多く、私は、特にフィギュアスケートが好きで、よく見ていました。世界陸上、世界水泳、格闘技も…なんでも楽しんでます。自分でやるのは、球技とかも苦手でしたし、普段はストレッチくらいであまりしないのですが、何か運動をしたほうがいいだろうなとは思っています。
――趣里さんが日々の撮影を乗り切るリラックス方法がありましたら教えてください。
やっぱり、美味しいごはんを食べることですね。最近はなかなか時間が取れないのですが、無理やりにでも行ったほうが、気分転換になるし、よく行くお店の人と話すのも、ちょっとした切り替えになっていいです。好きな食べ物は、お寿司か焼き肉ですけど、嫌いなものがないんです。
――1話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願いします。
1話はやっぱり、なんといっても、最後の最後まで見逃せないと思います。私は、すごく衝撃を受けました。とても“人間”というものを描かれているなと感じました。法廷だけでは終わらないのが、橋部さんが描くもの。ただのリーガルものではなくて、このドラマはもしかしたら“人間ドラマ”なのかなと最近感じます。わかりやすい答えが出るとかではないのですが、1話を見て皆さんがどう思ったか、教えてほしいなと思います。
【編集部MEMO】
『モンスター』第1話あらすじ
神波亮子(趣里)は突然、大草圭子(YOU)が所長を務める「大草圭子法律事務所」に現れ、「弁護士をやってみることにした」と言い出す。装いに弁護士らしさもなく、素性もわからない、ただただ弁護士バッジを見せつけてくる亮子に東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘(ジェシー)は戸惑いを隠せない中、大草は亮子が来ることを知っていたようであっさりと受け入れてしまう。さらに亮子は杉浦が断るつもりであった自殺教唆の罪で起訴された塩屋遼(萩原利久)の弁護に立候補。彼は交際相手の川野紗江(藤吉夏鈴)に自殺未遂の過去があることを知りながら、「死ね」とメッセージを送ったという。しかも彼女はカウンセラーの梅本ますみ(美波)の元に通うほど日常的に精神を病んでいた。自殺教唆は前例が少ない事件とあって、杉浦は新人には無理だと進言するが、反対に大草から命じられ、亮子をサポートすることに。
接見した塩屋は、憔悴(しょうすい)しきった様子で自殺した紗江への謝罪を口にし、決して彼女の死を願ったわけではなく、むしろ自分が死にたいと思っていたと話す。実際、死の直前の2人のやりとりは、塩屋の「消えたい」というメッセージから始まっていた。
亮子は紗江の上司である上岡(戸田昌宏)や紗江の実家に話を聞きに行くが、当然、彼らが被告の弁護人である亮子の言葉に耳を傾けるはずもなく、八方ふさがりになった亮子は思いもよらぬ行動に出る。
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