テレビ朝日系ドラマ『ザ・トラベルナース』(10月17日スタート 毎週木曜21:00~※初回拡大スペシャル)の制作発表記者会見がこのほど、都内で行われ、岡田将生、中井貴一、山崎育三郎、森田望智、野呂佳代、安達祐実、寺島しのぶが登壇した。
中井貴一、『ザ・トラベルナース』の反響に喜び
2022年放送の前作が世帯平均12.1%の好視聴率を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)した『ザ・トラベルナース』。同作でスーパーナース・九鬼静役を演じる中井は、その反響を聞かれ、「病院に伺うときは具合が悪いときで、緊張した状態なので、そこで『いつも観ています』と声をかけていただけると、どういうリアクションをすればいいのか分からないんですけど(笑)」と切り出しつつ、「声をかけてもらうのは、採血のときが多いんですよ」と説明。
その上で、「そのときに、『ちょっと血管出にくいんですね、静さん』って言われて(笑)!」と明かして、笑いを誘いながら、「『トラベルナースにすごく感動して、看護学校に入った子もいるんですよ』という話も伺うんで、うれし恥ずかしい思いをしながら、(反響の)声を聞きました」と笑顔を浮かべていた。
第1話あらすじ
2022年――ニューヨークの病院で、難病を患ったスーパーナース・九鬼静(中井貴一)の手術が無事終わり、そのまま現地で働いていたトラベルナース・那須田歩(岡田将生)。あれから2年が経ち、日本に帰国した歩は、新たな勤務先となる基幹病院「西東京総合病院」へ向かう。
その道中、おむすび店に立ち寄った歩の前で突然、やけに横柄な客・大田黒勝一(内藤剛志)が血痰を吐いて倒れた。歩はすぐさま応急処置を行い、大田黒を西東京総合病院へ搬送。ところが意識を取り戻した大田黒はなおも横柄な態度で「特別室へ運べ!」と要求し、外科医の神山直彦(風間俊介)らを困惑させる。というのも、実は大田黒はつい先月まで同院で院長を務めていた人物。しかも、自身の汚職やパワハラが次々と明るみに出て、解任されていたのだ。
コンプライアンス上、そんな人間を特別扱いするわけにはいかないと、クリーンな組織変革を進める若きカリスマ新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は、大田黒を離島の分院に入院させるよう手配。大田黒は怒りをあらわに抵抗するが、結局そのまま追い出されてしまう。一方、歩は偶然にも静と2年ぶりの再会を果たすことに。その矢先、分院に向かっていた大田黒がふたたび倒れてしまい……。