テレビ朝日系ドラマ『ザ・トラベルナース』(10月17日スタート 毎週木曜21:00~※初回拡大スペシャル)の制作発表記者会見がこのほど、都内で行われ、岡田将生、中井貴一、山崎育三郎、森田望智、野呂佳代、安達祐実、寺島しのぶが登壇した。
野呂佳代、撮影中の体型変化を共演者が心配
同作で、井戸端会議と間食が大好きなナース・森口福美役を演じる野呂。印象的だったシーンを聞かれると、「私事のシーンになっちゃうんですけど」と前置きした上で、「ものを食べるシーンのときに、皆さんから『そんなにいっぱい食べなくていいよ!』と言われるんですね。『そんなにいっぱい(口に)入れなくていいよ!』と、みんなが心配してくれて。私が劇中で太っていくのを阻止してくださって(笑)」と明かし、笑いを誘った。
この話を受け、寺島が「前回、まだドラマにあまり慣れていらっしゃらなかったと思うんです。本当に一生懸命で、(食事シーンの)テストのときから、全部食べてた。気づいたら、野呂ちゃんが見るからにちょっと大きくなっていて……その成長過程は(健康的に)あまりよろしくないと。今回はみんなで阻止したいなと思いまして」と補足すると、野呂は「食べる役だから、いいかな? と思って(笑)」と振り返りつつ、「お恥ずかしいっ!」と茶目っ気たっぷりに言い放ち、笑いをかっさらっていた。
第1話あらすじ
2022年――ニューヨークの病院で、難病を患ったスーパーナース・九鬼静(中井貴一)の手術が無事終わり、そのまま現地で働いていたトラベルナース・那須田歩(岡田将生)。あれから2年が経ち、日本に帰国した歩は、新たな勤務先となる基幹病院「西東京総合病院」へ向かう。
その道中、おむすび店に立ち寄った歩の前で突然、やけに横柄な客・大田黒勝一(内藤剛志)が血痰を吐いて倒れた。歩はすぐさま応急処置を行い、大田黒を西東京総合病院へ搬送。ところが意識を取り戻した大田黒はなおも横柄な態度で「特別室へ運べ!」と要求し、外科医の神山直彦(風間俊介)らを困惑させる。というのも、実は大田黒はつい先月まで同院で院長を務めていた人物。しかも、自身の汚職やパワハラが次々と明るみに出て、解任されていたのだ。
コンプライアンス上、そんな人間を特別扱いするわけにはいかないと、クリーンな組織変革を進める若きカリスマ新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は、大田黒を離島の分院に入院させるよう手配。大田黒は怒りをあらわに抵抗するが、結局そのまま追い出されてしまう。一方、歩は偶然にも静と2年ぶりの再会を果たすことに。その矢先、分院に向かっていた大田黒がふたたび倒れてしまい……。