“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント2024』の決勝が、きょう12日(18:30~21:56)にTBSで生放送される。今年のファイナリストは、決勝経験者が7組、そして、昨年の決勝進出者が5組と実力者ぞろいの顔ぶれとなっている。

  • 『キングオブコント2024』ファイナリスト10組

    『キングオブコント2024』ファイナリスト10組

今年も『お笑いの日』(12日14:00~21:56)のフィナーレとして開催される『キングオブコント』。今回は史上最多となる3139組がエントリーし、cacao(初)、ダンビラムーチョ(初)、シティホテル3号室(初)、コットン(2)、ニッポンの社長(5)、ファイヤーサンダー(2)、や団(3)、ラブレターズ(5)、隣人(2)、ロングコートダディ(3)の10組が決勝進出を決めた(エントリーナンバー順、カッコ内は決勝進出回数)。

決勝初出場はcacao、ダンビラムーチョ、シティホテル3号室の3組。コットンは、準優勝した2022年以来、2年ぶり2回目。ニッポンの社長は5年連続5回目、ファイヤーサンダーと隣人は2年連続2回目、や団は3年連続3回目、ラブレターズは2年連続5回目、ロングコートダディは2年ぶり3回目となる。

ファイナリストに話を聞くと、実力者ぞろいの顔ぶれを見て、厳しい戦いになるという声が。ラブレターズの溜口佑太朗は「優勝候補だろっていう人がそろった感じですよね。戦う立場でいうと、『早く抜けてくれよ。面白いのわかったよ』という人たちが集まっちゃって、すごく嫌です(笑)。抜けるのが今回僕らになったらいいなと。でも初登場組が強かったりもするので。嫌な時代だなという感じです」と本音を口にし、塚本直毅も「いや~怖いよ」と吐露した。

優勝を目指して熱いバトルを繰り広げることになるファイナリストたち。「『キングオブコント』のチャンピオンに絶対なりたいんです! 歴史に名を刻みたいんです。コントをやってコントにかけている以上、その名誉は絶対ほしい」(や団)、「絶対優勝したいです」(ファイヤーサンダー)、「優勝を取りに行くという気持ちなので、夢見話にはしたくないなという思いで頑張りたいです」(コットン)、「ここまで来たら優勝ですね」(ダンビラムーチョ)、「優勝を一発で決めたい」(シティホテル3号室)、「決勝に行ったからには10分の1なので絶対優勝します!」(cacao)、「今年こそ優勝」(隣人)などと意気込み、「大会自体を、コント自体を圧倒的に楽しみたいです」(ロングコートダディ)、「優勝を狙いながら楽しみたいです」(ニッポンの社長)と、楽しむという意識で臨みたいという声もあった。

MCは今年もダウンタウンの浜田雅功が担当。審査員は、昨年に引き続き2代目王者の飯塚悟志(東京03)、4代目王者の秋山竜次(ロバート)、5代目王者の小峠英二(バイきんぐ)、10代目王者の山内健司(かまいたち)、そして今年から7代目王者のじろう(シソンヌ)が加わり、大会史上初の全員歴代王者による審査となる。

5人の審査員の前でファイナリストたちがどんなコントを繰り広げ、歴代王者たちがどのように審査をするのか。そして、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。今夜17代目キングが決まる。

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