舞台『DREAM BOYS』の公開ゲネプロが7日に東京・帝国劇場で行われ、9日には渡辺翔太(Snow Man)、森本慎太郎(SixTONES)、少年忍者(田村海琉、織山尚大、川崎皇輝 ※崎はたつさき、内村颯太、深田竜生、黒田光輝、檜山光成、久保廉、小田将聖、元木湧、北川拓実、青木滉平、安嶋秀生、ヴァサイェガ渉、鈴木悠仁、瀧陽次朗、川崎星輝 ※崎はたつさき、山井飛翔、長瀬結星、豊田陸人、稲葉通陽)、紫吹淳、鳳蘭が取材に応じた。
同作は2004年1月に滝沢秀明主演によって初演を迎えて以来、亀梨和也(2004~2012年主演)、玉森裕太(2013~2018年主演)、 岸優太(2019~2021年1月主演)、菊池風磨(2021年~2022年主演)らを中心に、毎年様々な組み合わせで演じられてきた。2019年の公演からは、演出に堂本光一が関わっている。渡辺&森本は2023年に続いてのタッグとなる。
『DREAM BOYS』の公開ゲネプロに渡辺翔太、森本慎太郎ら登場
帝国劇場は建て替えを予定しており、渡辺は「今の帝劇、そしてこの『DREAM BOYS』の幕を、一旦自分たちで閉じれるということは、ジュニアの頃から思い出すと本当に感慨深い経験だなと思います」としみじみ。森本は「最後ということで、変に肩に力を入れすぎると、空回りしたり、 よくわかんない動きをしてみんなに迷惑かけたりしちゃうと思うので、最後だということは認識しつつも、あんまり意識せず、自分が今できる最大限のパフォーマンスを舞台にぶつけて、 悔いのないように千秋楽まで走り抜けたい」と意気込んだ。
演出の堂本からは、色違いの楽屋暖簾が贈られたという2人。事前におねだりしていたものの、製作発表では堂本からの「間に合わない」というコメントVTRも流れたが、渡辺は「しっかりと初日を迎える前にいただいて。本当にかっこいい先輩」「ちょうどこの『DREAM BOYS』の打ち合わせの時に『はい』って、さらっと渡してくれて、 開けたら暖簾でした」と感謝した。
会見では、少年忍者の織山がメンバーを飛ばして紹介するという小ボケを披露し、元木が「忘れてる忘れてる! 元木湧といいます。はじめまして」とツッコむ一幕も。さらに織山は「“腹刺し”のシーンをやらさせていただいてるんですけど、 つい先ほど光一くんからの指示があって、『腹を刺されたらなんて言うか知ってるか?』と言われて、『わかんないです』と言ったら、『なんじゃこりゃ〜!』。それちょっと知らないです。ジェネギャ(ジェネレーションギャップ)かもしれないです」と、松田優作のネタを仕込まれたことを明かした。
そんな後輩たちの様子を見て、渡辺は「記者会見でのトークでさえも、エネルギーがもう全然違う。元木湧の『ちょっと待ってくださいよ!』みたいな、ああいう、“欲”。爪痕をこういう時でも残してやろうという、ジュニア特有のギラギラした感じはちょっと忘れてたなと。自分も年齢を重ねてるんだなと、しみじみ思ってしまったなと。このキラキラ感、いいなというのと、こういうのを忘れちゃいけないんだなという、自分への反省を感じました」と初心を思い出した様子。森本が「Snow ManもSixTONESもやってましたからね、ジュニアの頃は。『いやいやいや!』とか」と同意すると、渡辺は「ジュニアの時って、こういう会見に出れることすら、嬉しくてしょうがなかったじゃない。こういうのって忘れちゃいけないんだなという風に、本当に思いました」と語っていた。
公演は東京・帝国劇場にて10月9日~29日。