MS-Japanは、「有給休暇」に関する実態調査結果を10月8日に発表した。同調査は2024年9月10日~9月18日の期間、全国の管理部門人材429人を対象にインターネットを用いて行われた。
過去1年での有給の消化日数について調査したところ、消化日数の中央値は「10日」で、「5~8日」消化した人の割合が最多となり、「6割」が10日以上消化できていることが明らかになった。また、有給消化率は平均「62.3%」だった。
有給を使用するシチュエーションについて聞いたところ、TOP3は「旅行」「自宅でゆっくり」「外出」となった。
また、年齢別ではTOP3が異なり、40代では「病気・けが・体調不良」が1位に。また、6位に40代では「育児」が、50代では「介護」がランクインした。
続いて、有給取得時の「罪悪感」について尋ねたところ、4割が「申し訳なさ」を感じるという結果に。また、年代別では、若い世代ほど申し訳なさを感じていることも明らかに。
また、有給中の会社からの連絡について聞いたところ、6割が有給中「会社からの連絡を確認する」という。さらに、有給中の連絡確認については、取得時の罪悪感に関する結果とは逆に、年代があがるほど、確認をしている人の割合も増えることがわかった。