1997年に放送されたドラマ「踊る大捜査線」は、警察組織をリアルに描いたストーリーと個性的なキャラクターで大きな反響を呼び、その後の刑事ドラマに影響を与えました。1998年に公開された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』を皮切りに、複数の映画が制作され、シリーズ全体が大ヒットしました。そして、今年10月には最新映画が公開される予定で、再び注目を集めています。
今回、マイナビニュース会員501人を対象に「踊る大捜査線」で最も好きな登場人物についてアンケートを実施したところ、多くのファンが長年愛してやまないキャラクターたちが明らかになりました。
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「踊る大捜査線」好きな登場人物ランキング
「踊る大捜査線」の好きな登場人物をマイナビニュース会員501名に聞きました。
- 1位:青島俊作(演・織田裕二)(26.3%)
- 2位:和久平八郎(演・いかりや長介)(20.1%)
- 3位:室井慎次(演・柳葉敏郎)(9.7%)
- 4位:恩田すみれ(演・深津絵里)(9%)
- 5位:真下正義(演・ユースケ・サンタマリア)(5.3%)
- 6位:篠原夏美(演・内田有紀(3.2%)
- 7位:柏木雪乃/真下雪乃(演・水野美紀)、日向真奈美(演・小泉今日子)(2.8%)
- 9位:木島丈一郎(演・寺島進)、神田総一朗(演・北村総一朗)、相良純子(演・大塚寧々)、沖田仁美(演・真矢みき)(1.4%)
- 13位:新城賢太郎(演・筧利夫)、鳥飼誠一(演・小栗旬)(1.2%)
- 15位:眉田克重(演・松重豊)、小原久美子(演・田中麗奈)、津田誠吾(演・柄本明)、篠田真一(演・吹越満)、鏡恭一(演・稲垣吾郎)(0.9%)
- 20位:久瀬智則(演・香取慎吾)、和久伸次郎(演・伊藤淳史)、緒方薫(演・甲本雅裕)(0.7%)
- 23位:小池茂(演・小泉孝太郎)、前主十路(演・西村雅彦)、工藤敬一(演・哀川翔)、窪園行雄(演・佐野史郎)、桑野冴子(演・渡辺えり子、現:渡辺えり)、魚住二郎(演・佐戸井けん太)、横山邦一(演・大杉漣)(0.5%)
- 30位:草壁中(演・高杉亘)、秋山晴海(演・斉藤暁)、袴田健吾(演・小野武彦)(0.2%)
1位:青島俊作(演・織田裕二)(26.3%)
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1位は、織田裕二さん演じる『踊る大捜査線』の主人公で、元敏腕営業マンから脱サラして警察官に転職した熱血刑事・青島俊作が圧倒的な票数を獲得しました。カーキのコートがトレードマークで、熱血漢で人情味溢れる性格に加え、徹底した現場主義。『THE MOVIE』における「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」のセリフは青島を象徴する名言です。
アンケートの回答では、「やっぱり主人公だから」という声をはじめ、信念を貫く熱血漢な性格や、事件に一生懸命な姿が好き、というコメントが多数寄せられました。
ユーザーコメント
- この作品の主人公なので。とにかく熱い男の役で、事件解決に一生懸命なところが好きです。(40代女性/青森県/その他)
- 自分の信念に貫く姿がかっこいいからです。(20代女性/埼玉県/ソフトウェア・情報処理)
- カーキのコートの出で立ち。いざというときに頭が冴える。(50代男性/大阪府/医療・福祉・介護サービス)
- 少し抜けたところもあって、完ぺきではないのに最後はきちんと捜査を完結させる優しい感じ。(60代女性/長崎県/その他)
- 心に響くセリフが多いから。あこがれます。(40代男性/長野県/システムインテグレータ)
2位:和久平八郎(演・いかりや長介)(20.1%)
2位には、いかりや長介さんが演じた和久平八郎がランクインしました。口数は少ないものの、的確なアドバイスで後輩たちを導くベテラン刑事です。一見冴えない年配の刑事に見えながらも、鋭い洞察力を持ち、後輩たちを導く姿が魅力的です。
アンケートでは、和久の人間味あふれるキャラクターを評価する声が多く寄せられました。
ユーザーコメント
- 和久さんの優しく、時には厳しい語り口が大好きでした。またいかりやさんの演じる姿を見たいです。(30代女性/愛知県/その他)
- 黙っていても存在感がある渋さ(40代女性/埼玉県/その他)
- 一見冴えない年寄刑事に見えて鋭い嗅覚を持っているのがかっこいい(50代男性/東京都/ビル管理・メンテナンス)
- 部下思いの先達者であるところ。(60代男性/神奈川県/その他)
3位:室井慎次(演・柳葉敏郎)(9.7%)
3位には、柳葉敏郎さんが演じた室井慎次がランクイン。室井は、警視庁のキャリア官僚であり、冷静沈着で硬派なキャラクターとしてシリーズを通して重要な役割を果たしました。映画では、組織の圧力と現場の狭間で葛藤しながらも、青島との友情や信頼を深め、彼自身の人間性が垣間見える様子が描かれています。
アンケートでは、「冷血に見えつつも、実は熱い思いを抱えているところが好き」といったコメントが多く寄せられ、複雑な内面を持つキャラクター性が評価されていることがわかります。
ユーザーコメント
- しゃべり方が独特で印象深いから(60代男性/東京都/流通・チェーンストア)
- 存在感が強くて、敵か味方か分からずドキドキするから(50代男性/神奈川県/ソフトウェア・情報処理)
- 冷血なイメージの裏にある熱い思い。(60代男性/新潟県/建設・土木)
4位:恩田すみれ(演・深津絵里)(9%)
4位には、深津絵里さんが演じた恩田すみれが選ばれました。すみれは、警視庁湾岸署の交通課に所属する刑事で、強気ながらも優しさと可愛らしさを併せ持つキャラクターです。青島や他の同僚に対する鋭いツッコミ役としても活躍しました。
アンケートでは、「強気なところがありながらも、優しさや可愛さも持ち合わせていて魅力的」といった声が寄せられ、すみれのキャラクター性と深津さんの演技力が高く評価されていることが伺えます。
ユーザーコメント
- 強気な所があるが、優しさやかわいさもあって魅力的な人です。(50代男性/埼玉県/海運・鉄道・空輸・陸運)
- 深津絵里さんの凛としたところが好きです(60代女性/秋田県/ビル管理・メンテナンス)
- ツッコミ役がハマってた。(50代男性/兵庫県/その他)
5位:真下正義(演・ユースケ・サンタマリア)(5.3%)
5位には、ユースケ・サンタマリアさんが演じた真下正義がランクインしました。真下は、湾岸署の交渉課に所属する刑事で、飄々とした態度や独特のしゃべり方で、シリーズを通して異彩を放つキャラクターです。ユーモラスな一面を持ちながらも、交渉人としての冷静さと責任感を発揮しました。スピンオフ映画の『交渉人 真下正義』では、彼が主役として描かれています。
アンケートの回答では、真下のユーモアと頼りがいのある一面が視聴者に支持されていることがわかります。
ユーザーコメント
- ユーモラスながら演技力に魅了(40代男性/兵庫県/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連)
- しゃべり方が独特で好きだったので。(60代男性/大阪府/その他)
- 飄々としているところがあるが締めるところはきっちり締めているのがよかった(40代男性/東京都/その他)
まとめ:『踊る大捜査線』は魅力的なキャラがたくさん!
『踊る大捜査線』シリーズは、個性豊かなキャラクターたちが織りなす魅力的な物語で、視聴者の心を掴んできました。主人公の青島俊作を筆頭に、和久平八郎の渋い人柄や指導力、室井慎次の冷静さの裏にある情熱、恩田すみれの強さと優しさ、真下正義の飄々としながらも頼りがいのある姿など、それぞれがシリーズに欠かせない存在です。彼らの個性が視聴者に長く愛されている理由の一つと言えるでしょう。10月に公開される最新作でも、これらのキャラクターたちがどのような新しい一面を見せるのか、期待が高まりますね!
調査時期:2024年9月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計501人
調査方法:インターネットログイン式アンケート