2024年10月1日から郵便料金が変更され、手紙やはがきの郵便料金が約30％引き上げられます。
◆2024年10月からの主な郵便料金の変更は？
定形郵便物（25g以内）は84円から110円に、通常はがきは63円から85円に値上がりします。また、レターパックプラスは520円から600円に、レターパックライトは370円から430円に変更となっています。主な郵便料金の変更は画像の通りです。
今回の変更にともなう、新しい料金の「郵便切手」や「郵便はがき」、「レターパック」などは9月2日（月）から販売されています。
◆これまでの郵便切手や郵便はがき、レターパックは使える？
これまでの（旧額面）郵便切手は額面通り使えるのはもちろん、差額分の郵便切手を貼り付ければ、これまでの郵便はがきやレターパックも利用できます。
新料金と差額分ぴったりになる額面の切手も販売されているので、郵便局の窓口に問い合わせてみましょう。
また、新しい料金の郵便切手やレターパックと交換することも可能です。ただし、差額のほかに交換手数料（1回当たりの交換が100枚未満の場合、郵便切手1枚につき6円、レターパックライト封筒1枚につき55円など）が必要となります。
（例）84円切手を110円切手に交換する場合
新料金との差額（26円）＋手数料（6円）＝32円（1枚あたり）
（例）古いレターパックライトを新しいレターパックライトに交換する場合
新料額との差額（60円）＋手数料（55円）＝115円（1枚あたり）
郵便料金が不足していると、料金不足で返却されるか、配達の際に受取人から不足分を徴収されるので注意しましょう。
また、現金書留や簡易書留のほか、「ゆうパック」「ゆうパケット」「ゆうメール」の郵便料金に変更はありませんが、「ゆうパケット」「ゆうメール」の受取人払や着払などの手数料は値上がりしています。
郵便料金変更の詳細については、日本郵便の公式サイトをご確認ください。
文＝All About 編集部
