Netflixシリーズ『さよならのつづき』(11月14日より世界配信)でW主演を務める有村架純と坂口健太郎が2日、韓国・釜山で開幕した「第29回釜山国際映画祭」のオープニングセレモニーに、黒崎博監督とともに登場した。
本作は、プロポーズされたその日に恋人の雄介を事故で亡くしたさえ子と、その雄介の心臓を提供され命を救われた成瀬の、“さよなら”から始まる愛の物語。傷ついた人を笑顔にする最高においしいコーヒーを世界に広めようと奮闘するさえ子を有村架純、子供の頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬を坂口健太郎が演じた。
「第29回釜山国際映画祭」のオンスクリーン部門において、日本作品として初めて『さよならのつづき』が正式招待されたことを受け、有村架純、坂口健太郎、黒崎博監督がオープニングセレモニーに登場。有村はデコルテあらわなジョルジオ・アルマーニの黒のロングドレス、坂口はプラダのスーツの華やかな衣装に身を包んで姿を現すと、会場からは大きな拍手と歓声が巻き起こり、レッドカーペットを歩く2人を捉えるために多くのフラッシュがたかれた。
オープニングセレモニー終了直後に感想を聞かれた有村は「映画やクリエイター達へのリスペクトだったり愛をすごく感じました」、坂口は「受賞された方々もみなさん、自分が引っ提げてきた作品をちゃんと評価してもらえる場があって、とてもいい会だったなと思います」とコメント。
黒崎博監督は「素晴らしい体験でした。僕たちの『さよならのつづき』という作品は複雑な人間の愛の物語を人間の内面に深く分け入って描いていると思うのですが、この作品もその歴史の中の一つになれるんだとしたら素晴らしいことだなと、沢山の映画人に囲まれてそんなことを考えていました」と語った。
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