TOPPANホールディングスのグループ会社であるBookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」において、「2024年秋注目のおすすめメディア化作品」の特集ページを9月27日より公開した。調査はブックライブ会員に対するアンケートメールを通じて、9月6日から9月8日にかけて1,966名人を対象に行われた。

1位は「はたらく細胞」 だった。 2015年より「月刊少年シリウス」(講談社)にて連載を開始した「はたらく細胞」は、シリーズ累計1,000万部を超えるヒットを記録した単行本全6巻の「体内細胞擬人化マンガ」だ。 マンガ連載開始当初から細胞を擬人化するユニークなコンセプトで瞬く間に話題を呼び、2018年にTVアニメ第1期、2021年に第2期と放送され、12月13日には永野芽郁さんと佐藤健さんW主演の実写映画が公開される。 ユーザーアンケートでは、擬人化された細胞を演じる永野芽郁さんや佐藤健さんの演技を楽しみにするコメントが多く集まった。

2位は待望のTVアニメシリーズ第七期が放送開始される「夏目友人帳」だった。 2003年に「LaLaDX」(白泉社)に読切として掲載され、2005年1月号より隔月連載がスタート、その後、掲載誌を「LaLa」に移し、現在も連載中の長寿シリーズ「夏目友人帳」が2位にランクインした。 上級妖怪なのに招き猫のような可愛らしい姿のニャンコ先生と夏目の交流をはじめ、人間と妖怪が関わることで生まれる感情のやり取りに多くのファンが魅了されているこの作品。2008年に初めてTVアニメ化され、これまで劇場版2作品が公開、約7年ぶりとなる待望のTVアニメシリーズ第七期が今年10月7日から放送開始予定だ。 ユーザーアンケートでは、キャラクターやストーリーをはじめ、アニメだからこそ味わえる声優陣による声の演技や音楽などの「音」を含め、作品の世界観に期待する声が多く寄せられた。

3位には、「【推しの子】」の映画化がランクイン。そして4位には32年ぶりの新作TVアニメ化、豪華声優陣に注目が集まる「らんま1/2」がランクインした。 1987年~1996年に「週刊少年サンデー」で連載され、単行本は全38巻、累計発行部数は5,500万部を超え、TVアニメや劇場版、OVA、実写ドラマ化など、現在もなお絶大な人気を誇る作品だ。 10月5日から“完全新作的アニメ”としてTV放送が決定しており、前作の主要声優陣が引き続き抜擢されるとともに、新たなキービジュアルが公開されるなど、世代を超えたファンから注目が集まっている。

5位以下は次の通り。 5位はゴールデンカムイ [ドラマ化]、6位は孤独のグルメ [ドラマ化]、7位はDRAGON BALL [アニメ化]、8位はRe:ゼロから始める異世界生活[アニメ化]、9位はチ。―地球の運動について― [アニメ化]、10位はBLEACH [アニメ化]。