毛利小五郎と服部平次をモデルにした舞台が企画され、打合せのため京都にやって来た江戸川コナンたち。演出家の自宅を訪れると、そこにはプロデューサーと舞台監督、脚本家の姿があった。台本を読んでいた平次は、自身がモデルの探偵に許嫁がいることを不審に思い確認する。そこへやってきたのは平次の許嫁を自称する大岡紅葉で……。一方、スポンサーの厚意で京都スイーツ巡りを楽しんでいた毛利蘭と遠山和葉は、これが罠であることに気が付く……というストーリーの解決編。
舞台のスポンサーは、紅葉の実家である大岡コンツェルン。「出資する代わりに、孫娘を模した登場人物を舞台に立たしてくれ」という依頼を受け、平次の許嫁役が追加された。そのモデルとして紅葉も打ち合わせに参加し、その間、和葉を平次から引き離すためにスイーツ店巡りが計画されたのだ。危機を察知し平次の元へ行こうとする和葉と蘭だが、紅葉の執事・伊織無我によって「希望したコースが終わるまで打ち合わせ場所には連れていけない」と言われ、スイーツ店巡りを続行させられていた。
和葉が早く平次に会えるようにと、必死にデザートを口に放り込む蘭。その姿を見た和葉は、申し訳なさそうに「ゆっくり食べよう」と提案する。蘭は驚いて「早く行かないと!」と反論するが、和葉は「平次がハニートラップに引っかかるはずはない」と自身に言い聞かせるように答えるのだった。
一方、平次はというと転んだ紅葉を助けようとして押し倒されていた。SNS上では「ラッキースケベで草」「和葉に怒られろ!」「平次の手が動揺しすぎて震えてるの笑った」「平次、しっかりして!」といったリアクションが見られた。
「スキンシップがあって前より仲良くなれた」と紅葉に暴露され、和葉にしっかり怒られていた平次。その傍らで、伊織が元公安であることが分かる会話や、怪しい人物の乗った車が通りすぎるなど様々なことが起こっており、視聴者も気になっている様子。これらの要素がメインとなり、詳細が明かされる日はいつになるのだろうか?
【文:山田 奈央】