テレビ朝日系ドラマ『スカイキャッスル』(毎週木曜21:00~)最終回が、きょう26日に放送される。
■韓国の大ヒットドラマをリメイク『スカイキャッスル』
韓国の大ヒットドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』(18~19年)を、松下奈緒、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪という豪華女優陣で日本版リメイクする今作は、世にも優雅な佇まいとは裏腹に燃えたぎる野心、猛烈な見栄とプライド、誰にも言えない秘密を抱えた、美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトルを描くギラギラでドロドロ=“ギラドロ”サスペンスミステリー。
第8話では、山田未久(田牧そら)の落下死亡事件で浅見紗英(松下奈緒)の長女・瑠璃(新井美羽)に疑惑の目を向けていた警察の捜査が一転、南沢泉(木村文乃)の息子・青葉(坂元愛登)が傷害致死容疑で逮捕されてしまった。心優しい性格で、何より未久と仲の良かった青葉は本当に犯人なのか、あるいは無罪か。真相の鍵を握るのは、青葉逮捕の決め手となった目撃者の存在。暗躍が止まらない闇深き受験コーディネーター・九条彩香(小雪)が秘書に「目撃者捜しはどうなりましたか?」と尋ねていたが、最終回では真相が明らかになる。
■セレブ妻たちに待ち受ける未来とは
かつては壮絶なマウントバトルを繰り広げてきた紗英と二階堂杏子(比嘉愛未)、夏目美咲(高橋メアリージュン)も、窮地に立った隣人・南沢一家のために一致団結。正体不明の目撃者を探し出し、真相を突き止めようと動き出す。ところがその矢先、九条がまたしても暗躍。九条から「青葉くんを救えば、瑠璃さんにまた嫌疑がかかります。瑠璃さんを守れるのは、お母様と私だけ」と諭された紗英は、激しい葛藤に駆られてしまう。しかも、娘を愛してやまない紗英はもうひとつ、大きな爆弾を抱えていた。未久が夫・英世(田辺誠一)と元交際相手の間に生まれた子で、瑠璃と対立していたことを証明するデータが残されていたとしたら、アリバイもない瑠璃が真っ先に疑われてしまう。そう考えた紗英は事件直後、未久の携帯を秘密裏に破壊処分していたのだ。そうとは知らず、真犯人の手がかりが残されていると思われる携帯を探し始める泉。紗英は娘を思う気持ちと正義感の間で、より一層揺らぐ。
さらに最終回では、九条の正体も明らかに。言葉巧みに受験生たちの心を支配し、スカイキャッスルで頂点を極めた冴島家をはじめ、担当生徒たちの家庭を次々と破壊。新たに指導することになった瑠璃も瞬く間に心酔させ、浅見家を完全崩壊寸前まで追い込んだ九条。そんな中、前回の第8話では九条から瑠璃を奪還し、ようやく家族の絆を取り戻した浅見家だったが、最終回で新たな事件が勃発。その事件を機に、とうとう九条の闇深き全言動の原点である壮絶な過去と真意があぶり出される。
はたして九条が抱える闇の全貌、そして彼女が最後にたどり着く場所とは。我が子のためになりふり構わず戦い続けてきたセレブ妻たちとその家族には、どんな未来が待ち受けているのか。
【編集部MEMO】最終回あらすじ
山田未久(田牧そら)の落下死亡事件からしばらく時が経ったある日、浅見紗英(松下奈緒)の長女・瑠璃(新井美羽)に疑惑の目を向けていた警察の捜査が一転。突如として“目撃者”が出現し、あろうことか未久と仲の良かった南沢青葉(坂元愛登)が傷害致死容疑で逮捕された。南沢泉(木村文乃)と夫・公平(大谷亮平)は息子の無実を証明するため、一心不乱に奔走。窮地に立たされた隣人のため、紗英と二階堂杏子(比嘉愛未)、夏目美咲(高橋メアリージュン)も一丸となって正体不明の目撃者を探し出し、真相を突き止めようと動き出す。ところがその矢先、暗躍が止まらない闇深き受験コーディネーター・九条彩香(小雪)から「青葉くんを救えば、瑠璃さんにまた嫌疑がかかります」と言われた紗英は、激しい葛藤に駆られてしまう。かたや泉は、紗英が秘密裏に破壊処分していたとはつゆ知らず、真犯人の手がかりが残されていると思われる未久の携帯を探し始める。