ソニーは9月25日、ゲーミングブランド「INZONE」におけるゲーミングモニター新製品として、有機ELパネル採用モデル「INZONE M10S」と、液晶パネル採用モデル「M9 II」を発表した。価格はオープンプライスながら、メーカー想定売価はM10Sが175,000円前後、M9 IIが132,000円前後。
いずれもFnaticの協力を得て開発したという27型ゲーミングモニター。INZONE M10Sは同シリーズで初めて有機ELパネルを採用したモデルで、0.03ms GTGの極めて高速な応答速度と480Hzのリフレッシュレートで残像感を極限まで低減した点が特徴。24.5型サイズに表示領域を小さくすることで競技タイトルにも向くとしており、EAとのコラボレーションで「ALGS Year 4 Championship」における公式機材として採用されることが明らかにされている。
また、M9 IIはローカルディミング機能に対応した直下型LEDを搭載。テレビ「BRAVIA」の技術も活用したとしており、よりダイナミックな制御を行うことで暗部表現が強化されているという。VESA DisplayHDR600に準拠するほか、NVIDIA G-SYNC CompatibleとVRRにも対応する。M10Sが搭載する24.5型モードも利用可能だ。
プロeスポーツチームFnaticとゲーミングギアINZONEが共同開発した、有機ELゲーミングモニター『INZONE M10S』と、鮮やかなHDR表現の高画質と高速表示を両立した4Kゲーミングモニター『INZONE M9 II』を発売します。
— Sony (Japan) (@sony_jpn) September 25, 2024
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