JR西日本は25日、嵯峨野線で多くの利用が見込まれる秋の行楽・紅葉シーズン(10月5日から12月8日まで)、一部列車の両数を増やすとともに、土休日は京都~嵯峨嵐山・亀岡間で臨時列車を運転すると発表した。

  • 嵯峨野線を走る223系の普通列車

嵯峨野線は昼間時間帯を中心に多くの利用があり、2024年3月のダイヤ改正から昼間時間帯の京都~嵯峨嵐山間で普通列車を6往復12本増発。普通列車を約15分間隔で運転し、6・8両編成で運転する列車の本数も増やした。車内の混雑緩和やスムーズな乗降に向けた対応として、補助シートが利用できる時間帯を短縮し、一部列車で通路部分の広い3列座席の車両による運転も行われている。

これに加えて、秋の行楽・紅葉シーズンに多くの利用が見込まれることから、10月5日から12月8日まで一部列車を4・6両編成から6・8両編成に変更(対象は平日42本・土休日46本)。土休日に京都~嵯峨嵐山・亀岡間で臨時列車を10本運転する。なお、サッカー等の沿線イベント開催時、臨時列車・両数を増やす列車ともに本数を変更する場合がある。

あわせて10月5日から12月8日までの土休日、京都駅発着の特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」の一部列車(午前の下り3本、午後の上り4本、計7本)が嵯峨嵐山駅に臨時停車する予定。これに合わせ、お得な「J-WEST チケットレス」が発売される。京都・二条~嵯峨嵐山間(片道)の場合、普通車の指定席料金(通常期)1,290円が「J-WEST チケットレス」料金で600円となる。