ジュエリーブランドケイウノは25日、東海道新幹線開業60周年を記念した新製品として、「開業列車『ひかり1号』」のゴールドモデル・シルバーモデルと、純金製の「新幹線開業時『硬券きっぷ』」をJR東海リテイリング・プラスと共同開発したと発表した。
「開業列車『ひかり1号』」ゴールドモデルは、東海道新幹線の開業1番列車「ひかり1号」(新幹線0系)新大阪方先頭車を18金で精密に再現。運転台窓枠のフォルムや前頭オオイの形状、非常口の位置、小さな車側灯に至るまで、原型製作一筋という熟練の技術者がこだわって表現した。自動ドア横の行先表示板(サボ)に表記されていた「全席指定」や「ひかり 新大阪」の文字も再現した。
Nゲージサイズで、長さ約158mm・幅約21mm・高さ約27mm。重量は約250~280g。付属のレールに乗せた状態で展示できる。専用展示ケース付きで価格990万円。6両限定となる。
「開業列車『ひかり1号』」シルバーモデルは、ゴールドモデルと同様に「ひかり1号」をシルバー925で製作したモデル。本体の大きさはゴールドモデルと同じで、重量は約230g。専用展示ケース付きで価格66万円。60両限定となる。
純金製「新幹線開業時『硬券きっぷ』」は、新幹線開業時の「硬券きっぷ」をできる限り精微に再現した記念品。開業日「昭和39年10月1日」の日付、始発の時刻「6時00分」、列車名「ひかり1号」など、当時のきっぷに印刷されていた文字をレーザー加工の凹凸で精密に表現した。きっぷの裏面に「東海道新幹線60周年」の刻印を施し、開業当時のセレモニー写真とともに専用のアクリルスタンドへ収め、両面を楽しめるようにした。
純金製「新幹線開業時『硬券きっぷ』」のサイズは横約56mm・縦約29mm・厚さ約0.6mm。重量は約14g。専用展示ケース付きで価格66万円。60枚限定となる。
いずれの商品も、10月1日10時から12月20日23時59分まで、「JR東海MARKET」内「Click! Kiosk」で注文を受け付ける。注文の確定から製作までに4~8カ月程度を要するとのこと。