日本テレビ系ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(10月5日スタート、毎週土曜22:00~)の制作発表会見が21日、神奈川県内のスタジオで行われ、竜星涼がスマートフォンの待ち受け画面を八木莉可子の写真にしていることを明かした。
竜星涼は「みんなのお兄ちゃん」
2人が演じるのは、元警察官で正義感と行動力をあわせ持つ兄・渡良瀬貴一(竜星)と、超一流のホワイトハッカーで大学生の妹・優貴(八木)。かつて父親を殺された兄妹が、巨大特殊詐欺グループを内側から壊滅させることに挑む。
初共演となる竜星は、八木について、「前のイメージよりも10倍20倍もチャーミングな方だなというのが印象的です。現場でもものすごく笑ってくださいますし、変顔もいっぱいしてくださいます」と紹介。
それを受けた八木が、竜星について、「裏でもお兄ちゃんみたいに気さくに接してくださって、ちょっとイジってもくださって、つい私は笑っちゃうんです。現場をすごく明るく引っ張ってくださる、本当に“みんなのお兄ちゃん”だなと思います」と話すと、竜星は「皆さん書いてください。“みんなのお兄ちゃん”って(笑)」と取材陣に促した。
SNSでの公開は…「そんな顔は見せられません(笑)」
また竜星は、自身が一人っ子だということもあり、「(妹役への)愛情を常に感じていたいと思って、この作品中は(スマートフォンの)待ち受け(画面)を八木さんにしようと思ったんです。でも、何も言わずに待ち受けを八木さんにしているのを(本人に)見られたら、ちょっと恥ずかしいなと思って、自分で撮った写真を待ち受けにしています。ただ、基本的に僕がカメラを向けると変顔しかしてくださらないので、変顔の八木さんをずっと待ち受けにして、兄妹愛を感じています」と、役作りをしているのだそう。「どんなにつらいときでも、変顔の八木さんがパッと出てくるので、心がほころびます」と癒やしにもなっているそうだ。
八木は「ちょっと恥ずかしかったりして、ピースとかできなくて、つい変顔とかムッとした顔をしちゃって」と表情の真意を明かしながら、「からかわれて待ち受け画面にしてると思っていたので、そんな理由だとは知らなかったです」と驚いていた。
さらに、「(画面を)開いた瞬間に私の顔がニュッと大きくなる仕様になってるんです」と特殊演出されているそうだが、竜星は「それに関しては全く分かりません(笑)」と謎の設定が行われている模様。司会の川畑一志アナが「せっかくたくさん写真を撮られているのであれば、ぜひSNSでも見せてほしいですね」と期待するも、竜星は「いやいや、事務所が許してくれませんから、そんな顔は見せられません(笑)」と“妹”の尊厳を守った。
裏切られる展開もかなりあります
最後に、竜星はドラマの見どころについて、「毎日毎日汗をかきながら、熱く本当に日々ハラハラするような展開の中でやっています。裏切られるような展開もかなりありますし、1話1話でいろんな詐欺の形を提示していきますので、少しでも注意していただきながら見てほしいです。なおかつ、何が正義で何が悪なのかという自分の中での正解をこの作品で見つけてもらえたらうれしいです」とコメント。
八木は「本当に素敵なキャストの皆さんと、本当に優しくて温かいスタッフの皆さん、そして何より、現場もお芝居も明るく力強く引っ張ってくださるお兄ちゃんである竜星さんと毎日撮影させていただいております。私も台本を読んでつい騙されちゃうような、ドキドキハラハラが最初から最後までずっと止まらない作品になっていて、いろんな伏線が張られています。見直してみると“こんなところでこんな表情してたんだ!”とか、何回見てもスルメみたいにまた味がするので、何度も楽しんで見てもらえたら」と呼びかけた。
会見にはほかにも、及川光博、入山杏奈、徳井優が出席した。