エデンレッドジャパンは9月18日、「ビジネスパーソンのランチ実態調査2024」の結果を発表した。同調査は、2024年9月3日から4日の間、20〜50代のビジネスパーソン男女600人を対象にインターネットで実施したもの。
今年家計が苦しいと感じるかを聞いたところ、8割が「苦しいと感じる」と回答し、4割以上が「昨年よりさらに苦しい」と感じていることが明らかになった。
さらに、小遣いの増減について聞くと、「変わらない・やや減った・かなり減った」と回答した人が8割以上(84.6%)となり、ほとんどの人が増えていないことがわかったという。
同社によると「5人に1人は小遣いが減っていることからも、賃上げによる生活への影響はまだまだ限定的であることがうかがえ、今後も継続的な賃上げが求められているのではないか」としている。
ここ1年、節約を意識しているかを尋ねると、「とても意識している・やや意識している」人は8割以上(84.9%)という結果に。また、節約を意識する項目を聞いたところ、2022年、2023年と続き今年も「食費」(73.1%)が1位であった。
ここ最近の勤務日のランチ代平均は、424円と昨年の400円より24円アップ。特に飲食店のランチ代平均はここ2年で705円から929円と200円以上高騰しているとのこと。
ここ1年、勤務日に使えるランチ代に変化があったかを聞くと、3人に1人(32.5%)が「減った/やや減った」と回答。円安や原材料費高騰の影響によりランチ代が上昇しているにもかかわらず、賃上げがあってもお小遣いが増えていないことから、使えるランチ代は減少傾向に。より厳しさを増すビジネスパーソンの懐事情が浮き彫りとなったという。
ランチで食べたいメニューを我慢したことがあるかを質問したところ、66.5%が「よくある/たまにある」と回答。記録的な値上げラッシュとなった昨年、一昨年と同程度となった。