ウェルスナビは9月12日、「新NISAおよび資産運用などに関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月18日~22日、投資意向のある20代~50代の男女4,120名(投資経験者3,115名、投資未経験者1,005名)を対象にインターネットで行われた。
調査による、新NISAが開始してから「投資が身近になった」「資産運用の必要性を感じるようになった」と回答した人はいずれも4割超。
そこで、新NISA開始後にどのような投資行動を行ったかを教えてもらったところ、「情報収集をした」がダントツに多く38.7%。また、1割以上の人が「NISA口座を新たに開設」(15.6%)したり、「証券口座を新たに開設」(10.1%)していることから、新NISAが資産運用に踏み出すきっかけとなったことがわかった。
次に、NISAを利用中または利用意向のある人に「NISAで資産運用する目的」を聞いたところ、75.0%が「老後の生活資金のため」と回答。次点の「余剰資金を活用するため」(27.2%)や「子育て・教育資金のため」(25.4%)を大きく上回る結果に。
一方、NISAを利用したことがない人の理由は、「NISA制度がよく分からないから」(35.9%)、「どの金融商品を選べばいいか分からないから」(34.6%)が上位となった。
続いて、「お金に関することで、サポートが必要だと思うもの」をすべて選んでもらったところ、「老後の資金計画」(46.7%)、「節税」(40.3%)、「資産運用の実践」(37.9%)、「年金」(36.4%)、「お金の貯め方」(35.8%)など、サポートが必要な項目が広く分散する結果となった。