きょう16日にスタートするABEMAのオリジナルドラマ『透明なわたしたち』(毎週月曜23:00〜)の配信直前プレミアイベントが都内にて行われ、福原遥、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈、松本優作監督が登壇した。
社長役のイメージは兄
『透明なわたしたち』は、週刊誌ゴシップライターの碧(福原遥)が、2024年渋谷で起こった身元不明の青年による凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気付き、高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく社会派群像サスペンス。映画『Winny』『ぜんぶ、ボクのせい』の松本優作氏が脚本と監督を務め、映画『ヤクザと家族 The Family』『正体』の藤井道人氏がプロデュースを手がけた。
順風満帆な渋谷のスタートアップ企業のCEO・高木洋介役を演じる倉は、「高校時代、まずは富山から撮影をしまして、地続きの流れで撮影に取り組めた」といい、「一番意識したところが、社長という役だったので、とにかく胸を張って、芝居をしていました(笑)」と回想。さらに、「兄が会社をやっているので、知らない単語が(セリフで)出てきた時は、これってどういう意味? と連絡したり。僕の中では、兄がモデルのようなイメージでやっていました」と明かした。
また、イベント中、松本監督がキャスト一人ひとりについて語る流れに。そのなかで、松本監督は倉について「本当にチャーミングだなと思いました」と切り出し、「倉くんって唯一無二の俳優さんだなと思っていて。社長って顔と自分が抱えている裏の顔っていう表現ってすごく難しいと思うのですが、そこを見事に繊細に演じてくださっていて、ぜひその部分を6話を通して見ていただきたいなと思います」と絶賛。この言葉を受け、倉は「本当にうれしいです……」と感じ入っていた。
第1話エピソード
週刊誌ライターの中川碧(福原遥)は、夢だった新聞記者になれず、芸能ゴシップばかりを追いかける日々にやるせない気持ちを抱いていた。高校の同級生であり仲の良かった齋藤風花(小野花梨)、喜多野雄太(伊藤健太郎)、高木洋介(倉悠貴)、桜井梨沙(武田玲奈)もまた、それぞれの現状に葛藤を抱いていた。そんななか、 ある凶悪事件が世間を揺るがしていく。